幹事クリタのコーカイ日誌2023

[ 前日翌日最新今月 ]

1月31日 ● 褒められ方の違い。

 日曜日のボーカルの発表会の動画を親しい人たちに見てもらいました。感想をいろいろと貰いましたが、もちろん全員褒めてくれます。そりゃまあ誰も批判したりケチをつけたりしないのはわかっています。大人の良識というかマナーですから褒めるに決まっているのですが、受け取る側としてはその褒められ具合で、実際のところどう思ったのかなと推し測っている部分はあります。

 これまでサックスやピアノの動画に対する反応で多かったのは(1)姿勢を褒める、つまり「頑張った」「楽しそう」「努力が伝わった」などの言葉で、具体的なことには触れない もしくは(2)一部分を褒める、つまり「音が良くなった」「サビが盛り上がった」「難しいフレーズがちゃんと演奏できていた」など、良かったところだけに触れる、という2つのパターンです。どちらも大抵自分で「ちょっと失敗したな」と感じている場合が多いので、褒めるのに苦労させてしまって申し訳ないと反省します。

 まあまあ良かったかなと思っている時は、もう少し素直に褒めてもらえる場合が多く、「上達した」「素敵」「聴きごたえがあった」「安定感があった」などと言ってもらえます。トータルに上出来な部類だったんだなとわかります。「次も楽しみにしています」「生で聴きたい」などと言われると、これはかなり高評価な時が多く、自分でもそこそこ上手くできたなと感じている時なので、さらにモチベーションが上がります。

 そして今回はサックスやピアノではあまりなかった絶賛の言葉をもらうことが多いです。いちいちここに書き連ねるのは気恥ずかしいのでやめておきますが、褒め言葉の熱量がこれまでになく高く、本気で褒めてくれている人が多いなと感じました。まあ中にはきっと下手だろうと思って聴いたら意外に歌えていたのでギャップに驚いたという人もいるので、単にハードルが低かっただけということもありますが、おおむねこちらが照れるほどの絶賛です。

 もちろん盛大に褒めてもらえて嬉しいのですが、そうなるとやっぱりサックスやピアノはそこそこの評価だったんだなぁと改めてわかってしまったところもあります。サックス13年、ピアノ11年に対してボーカルはわずか1年ですから、レッスン歴の長さを考えるといかに楽器演奏が難しく上達に時間がかかるのか、改めて痛感したりもしています。もっともボーカルの評価も大半は「声が良い」ということなので、技術ではなく持って生まれた部分です。親のお陰だとも言えますから、今後はもっと技術を磨いてレベルアップしたいと思います。どんな言葉でも褒めてもらえるのはやっぱり嬉しいし。



gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」