幹事クリタのコーカイ日誌2023

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1月22日 ● 緩いワイドへのサーブ。

 今日の山本麻友美プロのレッスン会ではファーストサーブの組み立てをテーマに教えてもらいました。こんな僕でも大学生の頃はかなりの強肩で、下手なりにサーブのスピードだけは自信がありました。まあ元気で無知な若者あるあるです。ただ大人になるにつれてサービスキープの根本はファーストサーブの確率だということも理解するようになったので、逆に40代になる頃にはスピードでは勝負せずに、とにかくダブルフォルトせずに入れて後はストローク勝負という考えに変わりました。もう若者と張り合うには肩が衰え過ぎたと思っていました。

 しかし山本プロとテニスをするようになってからは、やはりサーブである程度は相手にプレッシャーを与えないとキープも難しいということを実感しました。相手のレベルが上がってくると、弱々しいサーブを打ったら叩き込まれて終わってしまうからです。そこで時間をかけてサーブをイチからやり直して数年。最近では確率を維持しながらも攻め込まれない程度のサーブを打てるようになってきました。そうなると、今度はもう少し組み立てを精緻にして、より相手に的を絞らせない、できたら裏をかいてエースを取れるようなサーブを打ちたくなってきます。

 サーブのコースはセンター、ワイド、ボディの3つあります。そして回転を変えることでフラット、スライス、スピンの3つ。掛け算をすれば9通りのサーブを打てるという計算になりますが、実際には有効なサーブというのはある程度限られてきます。デュースサイドからはセンターへのフラット、ワイドへのスライスが基本になりますし、アドサイドではセンターへのスライス、ワイドへのフラットかスピンということになります。僕はスピンは本物のスピンを打とうとすると腰が壊れるので、まがい物しか打てませんが、以上の数種類のサーブの精度を上げることを目標にしています。ちなみにボディはコントロールが甘いと打ち頃になるし、スピードがないと簡単に回り込まれるので狙いません、というか、狙わなくてもいってしまうことも多いので組み立てに入れる必要がありません。

 今日はデュースサイドから打つワイドへのスライスサーブ、それも敢えてスピードを落として回転量を上げて浅いところに入って曲がるというサーブを中心に教えてもらいました。最初はコントロールが定まらずに苦労しましたが、いろいろ試しているうちにとりあえず狙ったあたりに入る確率が上がりました。ただ難点は入る時には曲がりが足りないことです。多分コントロールを重視するあまりスイングがちょっと遅くなっているような気がします。もっとラケットをしっかり振って、なおかつその力をスピードよりも回転に使うように打たないといけません。理屈はわかるので、あとはコツを掴むまでは練習あるのみです。



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