幹事クリタのコーカイ日誌2023 |
1月21日 ● 西岡が全豪ベスト16。 全豪オープンは波乱含みで展開しながらベスト16が出揃いました。何と言っても西岡良仁がここに名を連ねたことが驚きです。オープン化以降のグランドスラムで男子シングルスのベスト16は松岡修造、錦織圭以来3人目です。3回戦が本来なら第1シードのナダルと対戦するはずが、ナダルの故障で世界ランク65位のM・マクドナルドが勝ち、さらにそのマクドナルドも西岡との対戦中に故障をしたために、西岡としては運も味方につけての4回戦進出となりましたが、それでも立派な成績です。 西岡の次の相手は第18シードのロシアのハチャノフ。第16シードのティアフォーを下しての勝ち上がりだけに調子が良いとみていいでしょう。昨年の全米ではベスト4に進出している過去最高ランキング8位の強敵だけに、西岡がどこまで粘れることでしょうか。とにかく走りまくって拾いまくってカウンターで決める西岡のテニスが炸裂することを期待するばかりです。 トップハーフは第1シードのナダルと第7シードのメドベージェフが敗退。第3シードのチチパス、第6シードのオジェアリアシム、第10シードのホルカチュは順当に勝ち上がりましたが、優勝候補が2人とも早期敗退するとは予想外でした。さらにボトムハーフも第4シードのジョコビッチと第5シードのルブレフこそ残っていますが、第2シードのルード、第8シードのフリッツ、さらには第12シードのズブレフとこちらも有力選手が次々と2回戦で敗退してしまいました。 僕が大本命だと予想するジョコビッチはさすがの安定感です。準々決勝のルブレフ戦が大きな山になりますが、そこをクリアすれば優勝はかなり近づくのではないかと思います。 |