幹事クリタのコーカイ日誌2022

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12月25日 ● フォアボレー基本のキ。

 大雪が降った翌日のクリスマス。今年最後の山本麻友美プロレッスン会でした。今日は原点に立ち返って、課題のフォアボレーを改めて基本からやり直しました。これまで1年以上にわたってボレーを教わってきましたが、どうしても癖が直らないので、改めてイチから課題を明らかにしてクリアしていこうということです。

 山本プロによれば一番目立つ悪癖はラケットを振ってしまうことにあるようです。それも後ろに引いてしまう癖が直っていないと。さらに言えば手だけで振っていて身体を使えていないのでミスヒットが増えると。と言うことで、まずラケットは引かずにグリップを前に出すだけ。ただし正面向いてラケットを出すのではなく、上半身を少し捻りを入れる。そうするとそれ以上後ろに引けないし、捻り戻しの力で打つだけなので振らなくても良いし力も要らないと。できたらその時にグリップを前にしてラケットヘッドは少し後ろに傾けるとスライス面が作れるので、なおよし。

 もうひとつ、フォアボレーの場合は右足をボールの後ろに出す。これはだいたいできているのですが、今は少しボールとの距離が遠いようです。なのでラケットがどうしても少し寝てしまうので手打ちになりがちだから、もっとボールの真後ろに右足を出すように心がける。基本、ボレーはなるべく顔の近くで打つ。これも知識として知ってはいましたが、全然できていなかったみたいです。やっているつもりで、できていないという自覚の無さがいけません。

 そして3番目にセットをしたらラケットを一瞬止める。つまり、身体を少し捻りながら右足を出すと同時にグリップを前にして構えたら、その構えでラケットを止めると余裕ができるし、打つコースも隠せるし、相手の動きも止めることができると。これも自分では止めているつもりだったのですが、ずっとラケットは動いていたようです。本当にいい加減、自覚をしなさいという話です。

 そこまでできたら後はボールが当たる時にグリップをグッと握れば振らなくてもパンチが出るしボールは伸びると。もちろん余裕があれば打ちたい方向に左足を踏み出していきます。余裕がなければその構えのままで打っても捻り戻しの力が加わるので大丈夫だと。以上がフォアボレーの基本形。書けば長くなりますが、実際にはほんの短い時間の中でこれを行わなければなりません。

 球出しのボールなら、身体を捻りながら右足とグリップを出す、その構えで止める、打ちたい方向に左足を踏み込みながら握り込む、という一連の動作を意識しながらできますが、実際のゲームの中ではボールはいつ来るかもわからないし、フォアにくるかバックにくるかもわかりませんから、なかなかひとつずつ意識してプレーする余裕はありません。なので身体が覚えるまで繰り返し練習するのみです。テニスも音楽もそんなことばっかり指摘されています。基本を疎かにしている証拠だと反省します。



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