幹事クリタのコーカイ日誌2022

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10月2日 ● 進藤実優ピアノリサイタル。

 ピアノの先生の招待で進藤実優ピアノリサイタルに急遽行ってきました。名古屋の中電ホールで開催されたのは、進藤が愛知県大府市出身で地元ということがあるのでしょう。今はドイツ留学中の進藤は1週間後にはドイツに戻るということでした。地元から世界にはばたく若き才能の音楽に触れることができ良かったです、と偉そうに言っても、ピアノ歴11年で未だ初級者の僕がピアノを語ることなどできません。アンコールも含めて2時間以上、ただただ、聴いていただけです。

 昨年の第18回ショパン国際ピアノ・コンクール。反田恭平が2位、小林愛実が4位に入賞し、快挙として報道されました。当時27歳の反田、26歳の小林は既に有名で上位入賞が期待されていましたが、19歳の進藤は天才少女として一部では知られていましたが、まだそれほど注目されていませんでした。コンクール後も入賞した反田と小林ばかりが取り上げられていましたが、その陰で実は進藤も3次予選まで進んでいました。惜しいところでファイナリストこそ逃しはしましたが、日本人としては反田、小林に次ぐ3番目の好成績だったのです。まだ10代という年齢を考えたらこれは素晴らしいことです。

 それから1年経った今日の演奏ですが、恐らくさらに彼女は進化を続けているのでしょう。先ほども書いたように僕にはとてもピアノを論評するだけの力がありませんが、力強く華やかなピアノでした。また年齢の割に大人のピアノという印象を受けたのは、まだ本人が話せば素朴さを感じさせるキャラクターからかも知れません。それだけにこれから先、どこまで大きく成長していくのか、本当に楽しみなピアニストです。



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