毎年正月とお盆に実家に家族が集合します。母と僕の家族と息子の家族、そして弟の家族で総勢11人。結婚して子どもが生まれて、その子どもも結婚して孫が生まれて随分と増えてきました。最近ではひとつのテーブルに集まって食事をするのも難しいくらいです。母が元気な間はこうして集まるつもりですから、母にはもっと元気で長生きしてもらいたいものです。

　ただ今日は諸事情あって３人いなかったので８人。ちょっといつもより少なかったので、うちの豆柴も連れて行きました。いつもは留守番なのですが、初めて親族集合に参加です。実家には以前に一度連れて行ったことはありますが、これだけ大勢の人間が集まるところは初めてです。姪が以前からうちの豆柴に会いたいと言っていたので大喜びでした。

　全く人見知りをしない孫はずっと同じテンションではしゃいでいましたが、姪と豆柴はお互いにちょっと距離があります。姪は豆柴をかまいたいのですが、豆柴はそもそも家族にも抱きつかれたりするのを嫌がるので、姪となかなか絡んでくれません。想定以上に冷たい豆柴に姪が途中から落ち込んでしまったので、強引に抱きかかえてしまえば良いんだよとアドバイス。抱き方が悪いと魚のようにピチピチ暴れる豆柴ですが、それでもそれも楽しいと姪も喜んでいます。

　人が多くて戸惑っていた豆柴も、慣れるにつれていつものように自由気ままに人の間を行き来しています。孫のあとをついて回る豆柴と、その豆柴を何とか抱きかかえようとする姪とで不思議な三角関係ができていました。大勢集まるのは楽しいものです。