幹事クリタのコーカイ日誌2022

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8月6日 ● 自己満の一打を忘れない。

 テニスを週に2〜3回やっていれば調子の良い日も悪い日もあります。僕は性格的になるべく調子の波がないように、いつでも平均点以上を出せるようにプレーしたいタイプですが、とは言え人間ですから良い日もあればダメな日もあります。なので今日は調子が悪いなと感じた時には、少し抑えめにプレーして、とにかく自分のつまらないミスを減らし、逆に相手のミスを誘うように頑張りますが、まあそもそも調子が悪いのですから、そうそううまくはいきません。

 そんな調子がいまいちな日は、どうしても気分も下がってきてしまいます。気分が下がると余計に動きも鈍くなるし、プレーも雑になりがちです。そのまま終わってしまうとテニスが楽しくなくなってしまうので、そうならないように最近は「自己満の一打」を記憶に残すようにしています。調子が悪い日でも1本や2本はうまく打てる時があります。それを覚えておいて、帰りの車や帰宅後の入浴時に思い出し、ミスショットを忘れて良いイメージだけを残すようにしています。

 例えば今日は前半はまあまあ調子が良かったのですが、後半はバテたのか足が止まってしまいミスショットも増えました。調子が右肩下がりの日は気分も下がってしまうので、今日のナイスショットを思い浮かべます。得意ショットであるフォアハンドリターンのダウンザライン。今日は2本会心のリターンが決まりました。さらにフォアハンドのショートクロス。並行陣の相手に対してキレイにショートクロスでパスが抜けました。このショットは過去に打ったショートクロスでもベストだったかも、と思うくらい理想のイメージ通りに打てました。

 あのショートクロスの感覚は忘れないようにしたいと思っています。ボールに対する入り方、スイングの軌道とタイミング、振り抜きのスピード、コースと高さなど、いつも同じように打てたら並行陣に対して無敵モードです。もちろん、いつも同じように打てるわけはないのですが、10回のうち1回しか打てなかったものを、2回、3回と増やしていけば少しずつ確率は上がっていくものです。

 テニスの楽しみが勝負の刺激にあることは否定しませんが、それだけではなく、やはり自分の理想とするショットが打てるようになること、上達する楽しみも大きなモチベーションとなっています。調子が悪い日、なかなか勝てない日であっても、技術を追求することは忘れずにいたいものです。



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