幹事クリタのコーカイ日誌2022

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7月29日 ● 自民党と統一教会。

 安倍元首相銃撃事件以降、自民党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の癒着ぶりがどんどん白日の下にさらけ出されています。マスコミで熱心にこれを追いかけているのがTBS・毎日新聞だけで、テレ朝・朝日新聞の腰が引けているのが何とも情けない限りですが、TBSが頑張っているだけでも拍手しましょう。どう考えたって霊感商法で日本国民から大金を搾取し韓国に流すような反社会的カルトと与党の自民党が密接に繋がっていることは明らかに問題であり、これを機会に自民党は旧統一教会と手を切るようにすべきだと思うのですが、全くその気がなさそうなのが不思議でなりません。

 特に国家を守る要のポジションにいる岸信夫防衛大臣や二之湯智国家公安委員長が関りを認めているということは日本の安全保障的にも恐ろしい話です。もしそういう立場だからこそ彼らを据えてあるのだとしたら、自民党ぐるみで旧統一教会を守ろうとしているとしか考えられません。一刻も早く自民党議員との繋がりを明らかにした上で、さっさとこれまでの関係を清算してほしいのですが、福田総務会長のように「何が問題なのかよくわからない」などと呆れた発言をしているのですから、お先真っ暗です。

 自民党の改憲草案が旧統一教会の主張に沿ったものだという話も伝えられていますが、そもそもそんな状況で改憲を言い出している岸田首相にも暗澹たる思いがします。戦後77年経って日本国憲法が今の時代に合わなくなってきているのは確かでしょう。しかし、それは新しい時代に向けて人権やジェンダー、環境などの対応のための改憲が必要なのであって、戦前回帰の国家主義のための改憲ではありませんし、もちろんカルトを守るためのものであってはなりません。

 改憲はさておき、現在「反社」と付き合っていることを認めながらアウトじゃないのは政治家だけですから、まずはそこをきちんとする努力を自民党にしてもらいたいと強く願います。決してそんなに難しい話ではないと思いますが、一向に手を切ろうとする様子が見えないのは、相当にヤバいネタを旧統一教会に掴まれていたりするのでしょうか?ズブズブの関係ならあり得なくもないですが、このままで良いと思っている政治家ばかりではないと信じたいところです。



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