幹事クリタのコーカイ日誌2022

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7月16日 ● 平田と笠原の復活。

 先日中日の笠原祥太郎投手がヤクルト戦で3年ぶりの勝利を挙げたのに続き、今日は阪神戦で平田良介外野手が2年ぶりのホームランを放ちました。しかも延長11回に勝ち越した直後、苦手な甲子園での阪神戦に勝利できた大きな一発でした。笠原は2019年の開幕投手ですし、平田はライトのレギュラーで上位を打っていた選手です。苦労の末に彼らが復活したのは最下位に沈むチームを盛り上げることになると信じたいです。

 平田は大阪桐蔭で1年生の頃から活躍し、将来の大砲として中日にドラ1で入団しました。高校通算70本の長打力だけではなく俊足で強肩。外野守備も上手い走攻守揃った選手なのですが、好不調の波が激しくシーズンを通じて活躍した年は数えられるくらいしかありません。かつて落合がつけていた背番号6を背負っている割には、その期待の大きさに応えきれていません。

 その平田も34歳、今年17年目。もう大ベテランです。昨年途中に「異型狭心症」と診断されほとんど何もしないまま5年契約が終了し、今年は年俸3000万円と崖っぷちでのスタートです。開幕一軍となったもののコロナ陽性になり戦線離脱していました。ようやく一軍に戻ってきて2年ぶりのホームランはさぞかし本人も嬉しかったことでしょう。

 今日勝ってもまだ中日は借金10でリーグ最下位です。ただ2位から5位までの4チームが1ゲーム差の中にひしめく大混戦なので、最下位とはいえ2位広島とのゲーム差は実は4しかありません。前半戦の間に何とか上位4チームの争いに追いつき後半戦の巻き返しを図るためにも、笠原や平田のような復活組の活躍を期待したいところです。



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