幹事クリタのコーカイ日誌2022

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5月21日 ● 雨中の大熱戦。

 今日はずっと前から企画していたサークルの交流戦。運営準備にかなりの時間をかけてきたのに天気予報は無情の雨。前日の予報ではそれもテニスを始める午後から終わる夕方までピンポイントで狙ったような雨の予報で、この時期に雨にぶち当たるとはどれだけ運が悪いのかと嘆いていました。

 朝起きたら雨予報は早まっていて午前10時過ぎからもう降り出すことになっていました。さすがにこれはダメかと思ったのですが、先方の幹事さんから「こちらはみんなやりがっているので何とか」という連絡が。通常の練習会なら早々に中止を決定したところですが、そう言われてしまっては仕方ないので少し様子を見ていました。すると10時半頃から予報が変わってきました。雨が14時半頃には上がるということになったのです。

 急いでメンバーに連絡をして2時間開始を遅らせても参加するかどうか聞きます。合わせて先方にも意向を確認。すると向こうは24人中なんと21人が2時間遅らせても参加したいとのこと。ところがこちらは2時間遅れにしたら参加は25人中15人。しかもまた雨雲レーダーはやっぱりずっと夕方まで雨だよという予報を出したものだからまた1人減ってしまいました。その上こちらは2人は早退で2人は遅刻という連絡が入ったので実質12人です。

 21人対12人。これでは相手との人数バランスが悪すぎて対戦が組めません。雨で最後までできるかどうかもわからないので、結局交流戦としては中止にして、有志だけで集まる合同練習会という形にすることにしました。これまでいろいろと用意してきた準備は全てご破算にして、単に両チーム集まって適当に対抗戦をするということです。面数は1面だけ減らして5面で進行することにします。

 14時半に集まっていたのは先方21人に対してこちらはわずか6人。遅れてきたメンバーが揃って何とか12人になったところで5面使って対抗戦を始めました。雨は予報通りに小雨にはなりましたが、まだやんではいません。相手はやる気満々なので、雨に構わずどんどん試合を進めていきますが、なにせこちらは人数が少ないのですぐに回らなくなってしまいます。結局途中から5面のうち3面だけ使って対抗戦を行い2面は先方の練習コートにしてもらいました。

 ところがしばらくするとまた雨が強く降り始めたのです。16時半頃にはかなり激しい雨になりました。それでも試合をしているメンバーがやめないのは大したものでしたが、還暦過ぎのジジイとしてはさすがにこの雨中の大熱戦は見ているだけでも疲れます。雨雲レーダーでは30分ほどで回復するということだったのでベンチで待機。実際に20分ほどで小雨になったのでまた5面使って対抗戦を再開。とにかくできる内にやっておかないとという作戦です。

 最終的に雨がやんだのは予定の時間が終わった18時半頃でした。振り返ってみればほとんど雨の中でずっとテニスをしていたことになります。パラパラかザーザーかの違いだけでした。パラパラタイムが比較的長かったので助かりましたが、久しぶりに雨が降っているのにこんなにテニスをしました。相手チームはほとんどが20代で独身が多いそうですが、こちらはオジサンオバサン主体のチームなので熱意と元気の差が出ました。対戦結果にそれほどの差はなく楽しい試合ができたことと、誰も怪我人が出なかったことが幸いでした。



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