幹事クリタのコーカイ日誌2022 |
4月18日 ● 車が高すぎる。 僕はコロナの感染が広がり始めた2020年3月に車を買い替えました。別にパンデミックで物流が止まるから車の価格が高騰するだろうと予測して買い替えたわけではなく、単に前に乗っていたベンツが新車登録から11年目になったので、そろそろ買い替えてもバチは当たらないだろうというタイミングだっただけです。その時点では中古車市場は安くなっていて、特に輸入車は下がっていたので2年落ちのBMWを新車価格の40%というかなり格安に手に入れることができて大満足でした。 その後、ご存知のようにコロナの影響で新車は部品供給が滞ったりしていて納期がどんどん遅れ、それにつれて中古車価格も高騰を続けました。1年後に中古車価格を調べたら自分の買った車が下がるどころか上がっていることがわかり驚きました。今でも中古車価格は高止まりをしているので、未だに同じ2018年式のBMWが2年前より高いです。思わず今乗っている車を売りたくなるほどです。 車は国際的な商品なので、価格も世界基準です。日本国内では30年間物価がほとんど上がっていなくても、車の価格はずっと上がり続けてきた結果、日本車も随分と高くなりました。カローラだって新車で買えば上級モデルは300万円します。30年ほど前はカローラは100万円台後半でしたから倍近くになっています。もちろん給料はそんなに上がっていません。 年収が400万円くらいのサラリーマンが新車を買うのは大変です。しかも車というのは維持費が税金、保険、ガソリン代、駐車場代、車検代などで月に4〜5万円かかりますから安い中古車を買っても金食い虫です。その中古車価格まで高止まりしています。便利な都会に住んでいる人はともかく、地方では車は生活必需品ですから、いろいろなことを削ってでも車を持つしかありません。 BMWは大抵10年近く乗るとあちらこちらに故障や不具合が生じてきます。以前に乗っていたBMWも10年で重大な不具合が生じました。となると今の車もあと6年もすれば買い替えなければなりません。その頃はもう年金生活者ですから贅沢もできません。懐に優しい車が出ていることを願うばかりです。EVはまだきっと高いでしょうから、次もガソリン車にすることになるんだろうと思っています。 |