幹事クリタのコーカイ日誌2022

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4月17日 ● 佐々木朗希の完全試合未遂。

 先週28年ぶりの完全試合を達成したロッテの佐々木朗希が今週も8回までパーフェクトピッチングをしました。2試合連続の完全試合というとんでもない偉業をあと3人で達成できるところまできましたが、投球数が100球を超えていたということでまさかの降板。2試合連続完全試合という恐るべき記録は未遂に終わってしまいました。

 前回の完全試合の時に書きましたが、佐々木は高校時代岩手大会の決勝で故障を防ぐために登板を回避して甲子園出場を逃しています。それがあってこその今の大活躍だったと考えれば、今回もまだ発展途上の佐々木の身体を守るためには仕方なかったのかもと思いますが、それにしても夢のような大記録を見たかったという思いも消えません。井口監督も苦渋の決断だったとは思いますが、0-0の同点だったことも降板させる理由にはなったでしょう。

 もしロッテがリードしていたとしても佐々木を続投させたかどうかはわかりません。ただ同点のまま延長に入ったらさすがに完全試合継続中でも降板させるしかないわけで、だったらすっぱり8回で降ろしたのだろうと思います。スポーツニュースで伝えられる限りではすでに7回で苦しそうだったということですから、それでもパーフェクトピッチングを継続していたことが佐々木のポテンシャルの高さです。

 この2試合で佐々木の凄さは十分に伝わりました。年齢を考えても完全試合のチャンスはこれからも巡ってきそうですから、焦らずにじっくり育っていくことを願います。そして佐々木を守った井口監督およびロッテという球団にも敬意を表したいと思います。



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