幹事クリタのコーカイ日誌2022

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4月14日 ● 中日が快進撃。

 中日が絶好調です。最下位阪神を3タテにして4連勝、ここ3カード9試合を8勝1敗。貯金3で3位となり首位巨人を2ゲーム差で追走しています。開幕から6試合で1勝5敗のスタートでしたが、そこから6試合で勝率5割に戻し、ようやく待望の阪神戦。これを思惑通りにホームで3連勝。開幕から全く勝てない阪神を相手に他チームが貯金を作る間に中日は指をくわえて見ているしかなかったのですが、阪神が立ち直る前に対戦できて良かったです。

 チーム防御率は2.89と広島に次いでリーグ2位。中継ぎの又吉こそ抜けてしまいましたが、それを感じさせないほどに変わらず安定しています。特にエース柳がここ2試合連続完投で失点はわずか1。大野も1勝ですが大崩れしていませんし、5HPのロドリゲスと4セーブのマルティネスがいるので、終盤も安心です。

 そして課題の打線ですが、こちらも健闘しています。チーム打率と本塁打はリーグ3位、チーム得点も4位と昨年までリーグ最低が指定席だったことを思えば、普通のチーム並みの攻撃力を維持しています。特に本塁打数が巨人とヤクルトに次ぐリーグ3位なのは、広いナゴヤドームを本拠にしていることを考えると驚きです。木下、阿部、石川、京田がそれぞれ2本でチーム最高なのですから、よくピストルだけで戦っていると思います。

 何といっても.391とダントツの首位打者の大島とリーグ3位の11打点の阿部の活躍が光ります。主砲のビシエドの調子がなかなか上がってこない中で、大島と阿部の奮闘で終盤に逆転して逃げ切るという粘り強い勝ちパターンを作っているのは大きいでしょう。戦力的には巨人はもとより広島にもヤクルトにも劣りながらも何とか上位を維持しつつ、岡林、石川、鵜飼といったチャンスをもらっている若手選手のさらなる成長を待ちたいところです。



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