幹事クリタのコーカイ日誌2022 |
4月7日 ● 高橋宏が投げ石川が打つ。 中日の調子が上がってきました。開幕から巨人に1勝2敗、DeNAに3連敗で1勝5敗と立浪監督曰く「最悪のスタート」。まあ阪神が1勝もできずに連敗していたので目立ちませんでしたが、投打がかみ合わず競り負けが続いていました。ただ救いは負けはしたものの完敗ではなく惜しい試合がほとんどだったので、ひとつ何かが変わって歯車が噛み合うようになればうまくいく可能性もあると思っていました。 それが次の広島戦から起きました。開幕から6戦全勝と絶好調の広島相手に3対2、4対3、1対0と全て1点差で競り勝ったのです。3連戦最初の大野雄の気迫のピッチングがチームの雰囲気を変え、そして3戦目柳の両リーグ通じて今季初完封で完全に勢いに乗りました。続くヤクルトとの3連戦でも初戦で7対6と競り勝ち。しかも期待の石川昴のプロ1号が決勝点になりました。2戦目こそ1対2で競り負けたものの、今日の3戦目で打線が爆発。石川の2号も含めて先発全員安打となる15安打で11点。投げてはこちらも期待の高橋宏がプロ初勝利。しかも自ら逆転打を放つ大活躍でした。 昨年ドラ1の高橋と一昨年ドラ1の石川は地元愛知の中京大中京と東邦の出身。将来のエースと4番の活躍はまさにファンとしては待ちに待ったという感じで楽しみで仕方ありません。またこれまで不振だった中堅ベテラン勢も活躍をしはじめました。特に阿部と京田が打ち始めたのは楽しみです。そして開幕当初からひとり気を吐く大島。現時点で20安打で打率.385とリーグトップはさすがです。あとはビシエドが本来の打撃を取り戻してくれたらかなり得点力が上がりそうです。 高橋、石川以外にも岡林を筆頭に少しずつ若手が台頭してきています。大型補強をする金もない貧乏球団だけに、ドラフトで取った有望な若手選手を育て上げていくほか強くなる道はないのですから、早くどんどん芽を出して欲しいです。特に根尾。頼むよ。 |