幹事クリタのコーカイ日誌2021

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2月23日 ● カムカム伏線回収。

 朝ドラ「カムカムエヴリバディ」がいよいよ残すところ1ヵ月半というところに差し掛かり、そろそろこれまでいろいろと残してきた伏線を少しずつ回収していくのではないかと期待しています。そもそも伏線を回収する朝ドラということ自体が普通ではないのですが、ヒロイン3代にわたる100年のドラマですから元来普通の朝ドラではありません。

 もっとも大きな伏線は安子(上白石萌音)の件です。突然の渡米で消息を絶ったままのヒロインという前代未聞の展開ですから、これは最終回までに当然のことながら安子の現在の状況が明かされるでしょう。それだけではなく誤解されたままのるい(深津絵里)との関係改善、また同じく行方をくらませてしまい安子とるいの悲劇の原因を作った安子の兄・算太(濱田岳)との決着もつけるはずです。

 その算太が謎の老人としてひなた(川栄李奈)の前に姿を現したのは、伏線回収に向けた第一歩だと予想されます。さらに今日の放送では岡山時代の安子のことを知る赤螺清子(松原智恵子)が岡山での昔話で「たちばな」のことをひなたに話しました。このニアミスも伏線回収の一歩目なのでしょう。

 また大月錠一郎(オダギリジョー)の音楽の件も放置されたままです。トランペットが吹けなくなったまま20年が過ぎています。いつまで錠一郎は仕事もせずにブラブラしているのか、いつ音楽の道へ戻るのか、またいつかアメリカへ行きたいと言っていた話も最終回までには必ず決着をつけると思います。さらにタイトルが「カムカムエヴリバディ」なのにNHKのラジオ英語講座もどこかにいってしまいました。これもどうするのか気になっています。

 安子編の主要登場人物である雉真勇(村上虹郎)やロバート(村雨辰剛)、るい編の竹村夫婦(村田雄浩、濱田マリ)、トミー(早乙女太一)などが、その後どうしているのかも気になります。最終回に向けてこんなに楽しみな朝ドラは初めてです。



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