幹事クリタのコーカイ日誌2021

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2月18日 ● カーリング女子決勝進出。

 北京冬季五輪もかなり押し詰まってきました。ここまで活躍が目立つ日本勢ですが、カーリング女子が準決勝でスイスを破って初めての決勝進出を決めました。前回平昌大会の銅メダルを上回る銀メダル以上が確定したわけで、これは本当に素晴らしい活躍だと思いますし、20日のイギリスとの決勝戦も楽しみです。

 平昌で人気が爆上がりしたカーリング女子代表のロコソラーレですが、今回も同じメンバーで出場しているだけに見ている方もすっかりお馴染み感があります。4年経ってさらに強さを増した彼女たちのここぞでの勝負強さや粘り腰を見ていると、カーリングというのは経験が糧になり成長させる競技だなと思います。あれだけ繊細なショットを繰り返すわけですから、メンタルの安定感が重要だろうというのはわかりますが、「氷上のチェス」と呼ばれるように頭脳戦の部分でも幾多の経験が生かされているように感じます。

 今日のスイス戦でも「プランB」での好対応が目立ちました。理想の展開になる「プランA」とはいかない時に、瞬時に「プランB」に切り替えて次善の策にしていましたが、あの短い時間で判断してチームの息を合わせて対応するというのはやはり多くの修羅場を切り抜けてきた経験と、長く同じチームでやっているチームワークがあるからこそできることなのでしょう。全てがスーパーショットとはなかなかいかなくても、失敗にはせず相手に主導権を渡さない対応ができるのはやはり強さだと思います。

 全然競技としては違うのですが、テニスをしていると見習いたいと思う点は多々あります。メンタルの強さ、瞬時の判断力、体力で劣る部分をカバーするテクニック、チームでの戦術の共有など、テニスでも重要なポイントばかりです。1次リーグを僅差で通過した4位からの「下剋上」金メダルを期待したいと思います。



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