幹事クリタのコーカイ日誌2021

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2月1日 ● 絶対に負けられない戦い。

 サッカーの試合での常套句「絶対に負けられない戦い」が今夜のサウジアラビア戦でした。負けたらW杯予選突破はかなり厳しくなるところでしたが無事に2-0で勝利。残り2節となりグループBで2位以内を確保できる可能性が高まりました。とは言え、次は3位オーストラリアとのアウェイでの直接対決。これも「絶対に負けられない戦い」ではありますが、逆に負けさえしなければ予選突破確率は跳ね上がるので、どちらが負けられない戦いだったかというと、実は今日の方が本当に負けられない戦いでした。

 今夜のオーストラリアとオマーンの試合でオーストラリアが勝てば日本との勝ち点差1のまま。次節日本がオーストラリアに直接対決で勝てば予選突破は確定です。オーストラリアがオマーンと引き分けて勝ち点差3の場合でも、やはり日本はオーストラリアに勝たないと突破は確定しません。得失点差で日本は不利だからです。もしオーストラリアがオマーンに敗れた場合のみ、日本は引き分けでも予選突破ということになります。要は勝てば良いのです。

 ただ次節引き分けてオーストラリアとの勝ち点差1を維持さえすれば最終節は日本はベトナム相手ですから負けることはないでしょうし、オーストラリアは首位サウジアラビアと直接対決ですから、状況的には日本が2位以内に滑り込む可能性はかなり高くなります。問題はオーストラリアに負けて勝点で引っくり返されてしまった時です。その場合は最終節ベトナムに勝ったとしても、もし次節でサウジアラビアが中国に勝って予選突破を決めてしまっていると、サウジアラビアはオーストラリアとガチで戦わない可能性が高く、日本の予選突破はかなり厳しくなります。

 結局最終予選最初の3試合で2敗したスタートの躓きが最後まで足を引っ張っています。そういう意味では最初のオマーン戦も「絶対に負けられない戦い」だったわけです。まあそれがサッカーというものでしょう。そもそも勝負どころでアジアで勝てないようなチームが欧州や南米の強豪に勝てるわけもないのですから、きっちり次節を締めて予選突破を決めてもらいましょう。森保監督の采配と選手のコンディション次第ですが、実力通りならオーストラリアに勝てると思います。



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