幹事クリタのコーカイ日誌2021

[ 前日翌日最新今月 ]

1月14日 ● デルタとオミクロンの違い。

 オミクロン株の感染力の高さから一気に第6波がやってきています。米軍から感染が広がった沖縄や山口・広島をはじめ各地で過去最多の感染者数を記録していますが、ただその沖縄などの医師によれば急拡大は続いたものの重症化はあまりしないそうです。沖縄では医療関係者の欠勤が相次いでしまって医療が逼迫しているということですが、それは感染者がみな倒れてしまったわけではなく、比較的元気でも感染したので業務につけないということみたいです。

 なので、感染した医療関係者には感染者の治療にあたってもらうなどの対応を考えているという話もあるようです。オミクロン株はデルタ株と違って肺に届く前に鼻や喉でウィルスが増殖するので肺炎を起こしにくく、鼻風邪のような症状で治まっていく例が多いとか。感染力は高いものの、発症までの期間が短く症状は軽くて早めに回復するという点ではインフルエンザと同じなので、濃厚接触者の待機期間の短縮なども進められています。特徴がかなり違うのですからこれまでとは違った基準で対応していくことが必要だと思われます。

 もちろんワクチン接種を2回受けた人が多いという状況の違いもあるでしょうし、今後3回目の接種も進められていくと思うので、この第6波を乗り越えればいよいよ「コロナ後」の世の中へと進められるのではないかと期待をしています。まだオミクロンに続く変異株が登場して、また別の局面に展開することもあり得ますので、現段階で油断は全くできませんが、少なくとも2年が経過してさすがにそろそろ収束に向かっても良い頃でしょう。

 それにしても米軍の対応の酷さには呆れます。いくら空港で厳しく水際対策を取っていても、別の入口からフリーパスで感染者を入れていてはそりゃあ感染が広がって当たり前です。まあ第6波から日米地位協定見直しの話まで飛ぶのは少々飛躍が過ぎるのでやめておきますが、もう少し米軍にも日本に対しての気遣いがあっても良いのではないかと思います。



gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」