幹事クリタのコーカイ日誌2021

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1月4日 ● 予想通りの第6波か。

 年末年始の移動とオミクロン株の拡大で第6波がくるだろうという予想は多くの人がしていたと思います。4日に発表された新型コロナウイルスの新たな感染者数が計1268人。昨年10月6日以来1000人を超えました。特に沖縄県で225人、山口県で79人(米軍岩国基地がある岩国市で62人)と急増しています。米軍内でのクラスターが地域に波及して感染を広げていることが推察できます。

 東京都、大阪府、広島県でも100人を上回り、欧米に遅れながらいよいよ日本にも第6波がきています。オミクロン株の市中感染は京都府、愛知県、群馬県などでも確認されています。昨年秋から年末にかけて感染が収まっている間に旅行や外食にいった人が多かったですが、もうそれもまた難しくなるかも知れません。外食、旅行、観光などの業界ではさぞかし頭が痛いことでしょう。

 ただ第6波がきても問題は病床が逼迫するかどうかだと思います。これまでの経験でわかったことですが、感染してもほぼ無症状だったり発熱や咳などの軽い症状で治まるならコロナは単なる風邪なのでそれほど怖くありません。重症者が少なく医療体制がきちんとしているのならという前提付きですが、第5波までのような緊急事態宣言や時短などの自粛も必要ないのではないかと思います。

 むやみと感染者数だけで危ない、怖いと騒ぐのではなく、きちんと状況を把握しながら社会全体で理性的に感染を拡大しないよう慎重な行動をとっていれば第6波も乗り切れるような気がします。これからしばらくは人が大移動するようなイベントもありませんし、ちゃんとマスクをして距離を取れば、あとはインフルエンザ並みの対応で大丈夫なのではないでしょうか。まあワクチン接種をしていない人は油断しない方が良いと思いますが、そういう人に限って「コロナなんて怖くない」と大胆な行動をしたりするから怖いですが。

 これからの季節、一番気をつけなければいけないのは受験生でしょう。家庭に受験生がいる家族の方は大変です。コロナ以前なら少々風邪気味でも熱があっても頑張って受験会場に行っていたでしょうが、今は発熱しているのに会場に行くわけにもいきません。コロナ感染であるかどうかに関わらず、発熱している受験生に対する救済策を十分に考えてあげてほしいです。



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