幹事クリタのコーカイ日誌2021

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12月30日 ● レコ大はDa-iCEって誰?

 今夜はぐるナイのゴチバトルの大清算スペシャルの生放送を見ながら、レコード大賞もチェックしようと思ってテレビを見ていました。ところが途中からゴチバトルに気を取られてレコ大のことを忘れていて、気づいた時にはもう放送が終わっていました。まあどうせ大賞はLiSAか乃木坂46か、もしくは氷川きよしあたりだろうし、氷川きよしの「Happy!」ってあまり聞いたことがないから大賞だったらまた批判されるかもなと思って軽く考えていました。

 とりあえずネットで結果だけチェックしようと「レコード大賞 2021」で検索したら「レコード大賞 Da-iCE「CITRUS」が栄冠」というタイトルが飛び込んできたので、ん?これは優秀作品賞の時のニュースかな、まだネットニュースになっていないなんて遅いなぁと思って、さらに検索をかけてみたら、他のサイトでもDa-iCEが大賞獲得となっていてびっくりです。「Da-iCE」って誰?

 すでにネット上でもかなりザワザワしていて「誰?」という声が飛び交っています。昔は国民的行事だったレコード大賞も近年は知らない曲が多いという批判は多いです。特にエイベックスが立て続けに受賞してきた1990年代後半あたりから必ずしも大ヒットしてみんなが知っている曲ばかりではなくなってきました。浜崎あゆみ、倖田來未、EXILEが受賞しても、アーティストは知っていても曲はそんなに知らないということが増えました。

 EXILEが「金で買った」ことが知られてからはエイベックスからソニーミュージックに覇権が移って、ここ5年間は大賞を独占してきました。西野カナ、乃木坂46(2年連続)、Foorin、 LiSAです。なので今年もLiSAか乃木坂46が有力なんだろうと考えていました。今や曲ではなくアーティストと何より事務所で決まるのがレコード大賞だからです。

 ところがDa-iCEです。彼らはエイベックス所属ですから、エイベックスがまた取り戻したというわけですが、これまではさすがに曲はあまり知られていなくてもアーティストは知られていました。今回だってエイベックスなら三浦大知もいますしAwesome City Clubもいます。少なくともDa-iCEよりは有名でしょう。Awesome City Clubはまだ知名度が低くても「勿忘」はスマッシュヒットしました。Da-iCEの「CITRUS」よりは聞き馴染みがあります。

 なぜこういう結果になったのかはわかりませんが、これだけ知名度の低い曲とアーティストが大賞を受賞したことは長い歴史で初めてのことです。この結果が今後レコード大賞に対してどういう影響を与えていくのか注目しています。少なく見積もってもますます権威が下がって、一般から「どうでもいい」と見放される方向に向かうだろうということは予測できます。ちゃんと説明できるなら審査委員長は説明した方が良いと思います。



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