幹事クリタのコーカイ日誌2021

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12月19日 ● 2年ぶりの発表会。

 今日は2年ぶりのピアノの発表会でした。発表会と言っても教室の「クリスマスパーティ」というタイトルですから、教室の中でこじんまりと演奏を披露するファミリーな会です。参加者もわずか4人で全て前の音楽教室時代からの生徒さんばかりなので顔見知りの本当に内輪の会です。

 そんな発表会なら緊張しないで弾けるのかと言えば、これがまた別問題で、やはり人が見ているところで演奏するとなると普段の練習とは全く心理状態が違います。むしろ大きなホールの方が演奏を始めれば観客も見えないし「かぼちゃ」だと思いやすいくらいで、目の前に顔見知りの人たちが座って聴いている方がより緊張してしまいました。

 案の定、トップバッターで弾いた「花は咲く」がボロボロでした。普段の練習では間違えたことがないところで間違えるという「あるある」なミスをして、それでショックを受けてひきずってしまうので、さらに焦って間違えるという悪循環。途中で投げ出したくなるほどの気分で何とか最後まで弾き終わりましたが、つくづくピアノは難しいなと感じました。

 さらに続く「ダンシングクイーン」ではひどい間違いはしなかったものの、挽回したいという焦りのせいか、やたらとテンポが速くなってしまい、しかもどんどん食い気味に演奏してしまったのでまるで駆け足から最後は猛ダッシュみたいなことになりました。弾き終えたという高揚感はありましたが、それだけで練習の時とはやはり全然違っていました。

 後で動画で見直しましたが、「花は咲く」はミスが確かに多く途中でわちゃわちゃとなっていましたが、なんとかテンポはキープして最後まで弾き切ったことだけは良かったと思います。「ダンシングクイーン」は本当に焦って弾いているのがバレバレの演奏で、自分が思っていたよりもさらに速いなと思いました。弾き終わった直後の自分の感覚では「花は咲く」20点、「ダンシングクイーン」60点でしたが、冷静に動画から判断すると「花は咲く」35点、「ダンシングクイーン」45点でした。どちらも落第点です。

 これまで10曲以上発表会で演奏をしてきましたが、自分の中で合格点を出せる演奏ができたのは本当に稀です。サックスはもう少し打率が良いのですが、ピアノはいつまで経っても2割打者で情けないです。



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