幹事クリタのコーカイ日誌2021

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12月20日 ● Mー1は錦鯉が優勝。

 今年の漫才日本一決定戦「Mー1グランプリ2021」はかなりレベルが高く面白い年でした。ファイナルに残ったインディアンス、オズワルド、錦鯉の3組はもちろん納得でしたが、それ以外にも真空ジェシカ、ロングコートダディ、ももなども2本目を見てみたいと思わせる出来栄えでした。また敗者復活戦から上がってきたハライチも好き嫌いは分かれるかも知れませんが、中堅になってもまだまだ挑戦的なネタをするところは好感が持てました。

 ファイナルの3組は甲乙つけがたいと感じましたが、僕はインディアンスが良いかなと思いました。あの田淵の高速で繰り出されるツッコミが追いつかないボケというのは新しいです。錦鯉はもちろん大笑いさせてもらいましたが、少々長谷川のキャラに頼り過ぎている気がしますし、オズワルドも面白いのですが賞レースとなると他の2組の爆発力に比べてちょっと弱いかもと思いました。

 と言っても、あくまでもこれは素人の単なる感想ですし、錦鯉が優勝したことに何の異論もありません。昨年から錦鯉は面白いと思っていましたから、長谷川が50歳になって優勝できたことは人情的にも喜ばしいです。また個人的に特別賞を出すなら真空ジェシカです。関西人にはいかにも受けなさそうな、すかした感じの知性派の小ボケを繰り出す高学歴東京漫才は、僕のようなクイズ好きはつい彼らのワードセンスだけでクスクスと笑ってしまいます。非吉本芸人代表って感じも好きでした。

 審査員の採点がいつも物議を醸すMー1ですが、今年限りでオール巨人と上沼恵美子が「卒業」するそうです。この関西大御所2トップはいかにも真空ジェシカ的な漫才が合わないという感じなので、来年もっと若手の審査員が加わったら真空ジェシカも優勝に近づくのではないかと思います。誰が新たな審査員になるのかも楽しみです。今から予想しておくと、若林正恭とノブでどうでしょうか。若返って良いと思いますが。



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