幹事クリタのコーカイ日誌2021

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11月4日 ● 今年の新語・流行語大賞ノミネート。

 毎年恒例の新語・流行語大賞ですが、今年のノミネート30語が選ばれました。何かと物議を醸したり偏りを指摘されたりするのも含めて楽しみのひとつとして注目しています。今年は予想通りコロナ関連と東京五輪関連に集中しています。まあそうだよなぁと思いますが、相変わらず「流行ったか?」と思う言葉も散見されたりしていて、むしろここにノミネートして流行らせようとしているのではないかと邪推したりしています。

 コロナ関連では「変異株」「路上飲み」「副反応」「自宅療養」あたりはいかにも入ってきそうですし、 五輪関係では「ゴン攻め/ビッタビタ」「13歳、真夏の大冒険」「ピクトグラム」「ぼったくり男爵」あたりは有力でしょう。大谷翔平も今年の顔です。「ショータイム」「リアル二刀流」とふたつもノミネートされています。エンタメでは「ウマ娘」「イカゲーム」「うっせぇわ」、世相では「親ガチャ」「Z世代」「ヤングケアラー」「マリトッツォ」など。

 あまり流行したとは思えないのに入ってきている言葉としては「NFT」「フェムテック」「スギムライジング」「チャタンヤラクーサンクー」などは認知度が低そうです。ちょっとカッコいい頭よさげな単語と、スポーツ大好きオジサンが好みそうな単語を無理くり入れてくるというのも例年の傾向と言えば言えます。それと同じ傾向の言葉ですが「SDGs」と「チキータ」は今さら感がぬぐえません。入れるならもっと前でしょう。

 例年たくさん入ってくる野球が大谷関連以外はゼロ、サッカーも大相撲もありません。スポーツは東京五輪しか今年は興味がなかったということでしょうか?またお笑い関連もゼロです。ヒットギャグもなければ日本のドラマや映画から出てきた流行語もないというのも珍しいのではないかと思います。それから自民党総裁選と衆院選があったにも関わらず政治絡みの言葉も入ってきていません。これも例年の傾向から考えると異例です。

 今年は大賞選考が難しそうです。「これぞ」という流行語が見当たりません。個人的には「副反応」か「親ガチャ」「ぼったくり男爵」あたりがいかにも2021年感があるなと思いますが、あまり大賞らしくないので無難に「ショータイム」か「うっせぇわ」を予想しておきます。



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