幹事クリタのコーカイ日誌2021

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11月2日 ● 関ジャムの「名曲ベスト10」。

 少し前の話になりますが先週放送された「関ジャム完全燃SHOW」のゴールデンSPでプロが選ぶ9組のアーティストの最強ベスト10という企画がありました。音楽のプロ56人がそれぞれのアーティストから5曲を選びそれをランキングにして発表するというものです。9組のアーティストはOfficial髭男dism、宇多田ヒカル、スピッツ、あいみょん、嵐、Mr.Children、DREAMS COME TRUE、B’z、星野源。日本のJ-POPを代表している9組ということですが、若干不満がないわけではありません。

 まずサザン、ユーミン、みゆきの3組を除いているのはどういうことか、そしてなぜ嵐が入るのかということです。前記3組に関しては恐らく同列に扱うには大物過ぎるということかなと思います。キャリアも長く曲数も膨大です。2時間で9組という駆け足の発表に紛れ込ませるのは難しいでしょう。それぞれで1時間必要です。また嵐だけがシンガーソングライターではないアイドルなのに入っているのはやはりジャニーズの冠番組ならではの忖度としか考えられません。 だったらSMAPでしょ、と言いたいところですが、事務所的にはまだ彼らを出すのは難しいのかも。また嵐を出すならAKB48も出さないとバランスが悪いとも思いました。

 さてプロが選ぶ以上、素人とは違う観点で「この1曲」を選んでくれたのだろうと思いましたが、結果から言えば素人が選んでも同じようなものでした。56人の総意となると尖った意見は埋もれてしまい結局丸まった結果になるようです。各組の1位になったのはOfficial髭男dism「Pretender」、宇多田ヒカル「Automatic」、スピッツ「ロビンソン」、あいみょん「裸の心」、嵐「ARASHI」、Mr.Children「Tomorrow never knows」、DREAMS COME TRUE「 LOVE LOVE LOVE」、B’z「ultra soul」、星野源「恋」。当然と言えば当然、つまらないと言えばこれほどつまらない結果はありません。

 ちなみに僕の趣味で選ぶこの9組の個人的1位は以下のようになります。Official髭男dism「Pretender」、宇多田ヒカル「First Love」、スピッツ「空も飛べるはず」、あいみょん「裸の心」、嵐「モンスター」、Mr.Children「innocent world 」、DREAMS COME TRUE「未来予想図2」、B’z「今夜月の見える丘に」、星野源「恋」。あまり代り映えしませんでした。3曲も同じだし。ファンでなければどうしても代表的な曲になってしまいます。

 もし松任谷由実、中島みゆき、サザンオールスターズ、さらに山口百恵、沢田研二、太田裕美、松田聖子、AKB48、乃木坂46の9組でやってくれたらアルバム曲とかからマニア好きする曲を選んで見せるのに残念です。



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