幹事クリタのコーカイ日誌2021

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9月17日 ● 年寄りは早起きの謎。

 昔から年を取ると早起きになると言われていますが、還暦を過ぎても相変わらず夜更かし朝寝坊が好きなので「本当か?」と思っていました。しかし、今日は早起きする必要もないのに6時、昨日は5時に起きてしまって「マジで早起きだ」と感じたので、しっかりと自分の睡眠を振り返ってみたところ、早起きではなく「睡眠力」の不足なのではないかと思い至りました。

 言い換えれば「長時間寝られない」から「早く起きてしまう」のです。昨日も今日も睡眠時間は4時間ほどです。たまたま少し早く寝たので4時間後に目が覚めてしまい、本来ならもうひと眠りするところなのに、目が冴えてしまって眠れないから仕方なく早起きしたことになりました。8時間とか10時間とか、若い頃のように長く眠り続けるだけの体力がない体にいつの間にかなってしまっているようです。

 そのため午前中は何とか耐えられるものの、午後になると強烈な睡魔が襲ってきて2時間くらい昼寝をしてしまいます。それで何とか1日を乗り越えて夜にまた4時間睡眠で起きるというサイクルが完成しつつあります。思い起こせば昔から身近な老人たちはよく昼間にうつらうつらと舟を漕いでいました。あれは長く眠れないから分割して寝ることで睡眠時間を確保していたわけです。

 僕がここにきて「分割型睡眠」に移行してきたのは、もちろん還暦を過ぎて年を取ったということもあるのでしょうが、在宅勤務も原因となっている気がします。なにせ会社に出勤していたらさすがに昼寝を2時間もしていられないからです。時には夜に3時間、昼間に2時間、夕方2時間なんて日まであります。こうなると環境に適応して睡眠の型を変えたという解釈もありかも知れません。だったらこれはダーウィン的には「進化」です。成熟した方向に進化しているという前向きな考え方でいくことにします。



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