幹事クリタのコーカイ日誌2021

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9月10日 ● 全米決勝は10代対決。

 全米オープンの女子シングルスが番狂わせの連続で何と10代同士の決勝対決となりました。片や73位のノーシード、カナダの19歳レイラ・フェルナンデス。3回戦で前年覇者の3位大坂なおみ、4回戦で2016年覇者のアンジェリック・ケルパー、準々決勝で5位のエリナ・スピトリーナ、そして準決勝で2位のアリーナ・サバレンカとトップ選手を次々と撃破する大活躍でグランドスラムで初の決勝の舞台に立ちます。

 もうひとりはイギリスの18歳エマ・ラドゥカヌ。こちらはなんと150位で予選からの挑戦でしたが、予選を3試合勝ち抜いた後も勝ち続け、準々決勝では東京五輪金メダリストで第11シードのベリンダ・ベンチッチを破り、準決勝では第17シードのマリア・サカーリに勝っての決勝進出です。しかもここまで予選も含めた9試合を全て1セットも落とさずに18セット連続でものにしてきました。

 フェルナンデスの方が勝ってきた相手は上位ばかりでビッグアップセットの連続ですが、マンガのような活躍という意味では予選から決勝までセットを落とさない快進撃でたどり着いたラドゥカヌも負けていません。ともにキュートで愛嬌があり観客を味方にするタイプです。フレッシュなニューヒロイン同士の対戦となる決勝はテニス史に残る対戦となります。見逃せません。



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