幹事クリタのコーカイ日誌2021

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9月5日 ● 大谷のMVP。

 大谷が相変わらずのスーパーマンぶりを示しています。昨日7回117球を投げて9勝目を上げ、今日は43号のホームランで3打点。先日はホームスチールまで披露して盗塁数も着々と積み重ねています。「50本塁打25盗塁10勝」という打つ、走る、投げるの全てで一流の数字を目前にしています。恐らく25盗塁と10勝は今の調子なら確実な気がしますが、問題は50本塁打。最近はなかなかペースが上がらないのが心配です。

 一時期はゲレーロJrとの本塁打王争いが注目されていましたが、いまはペレスが猛追してきています。3本差は決して安全圏ではなく、いつ追いつかれても不思議はありません。もちろん大谷も少しくらいタイミングを狂わされようが、芯を外していようが、打球の角度さえ上がればスタンドに放り込むパワーがあるだけに、好調時に戻ればまた量産できるとは思いますから、まだまだどこまで本塁打数を伸ばせるか期待はできます。

 投手としては10勝がやはり区切りになります。ベーブルース以来の「二桁本塁打二桁勝利」が目の前まできました。エンゼルスは打線がいまひとつですし、救援投手陣もあまり信頼できないので、大谷がひとりで投げて打っての活躍が求められています。そういう意味では二刀流がやりやすい環境にあるわけですが、やはりもう少し周囲が投手・大谷を楽にさせてあげられたら良いのにとは感じます。

 すでに日米のマスコミでは大谷の今季MVP間違いなしという評判が高いようですし、これだけインパクトがある歴史的快挙を成し遂げようとしているのですから当然だとも思います。あとは最後まで怪我なくシーズンを無事に終えてくれること願うばかりです。今季限りではなくイチローのように長く活躍して、最終的には殿堂入りを果たしてほしいですから。



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