幹事クリタのコーカイ日誌2021

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7月24日 ● 続・脱力テイクバック。

 昨日の山本麻友美プロのレッスン会でまたテイクバックの時にリラックスするように言われました。前回に引き続き両手バックハンドを教わっていたのですが、「形はかなり良くなったけど力が入ってガチガチだから」ということです。頭では力を抜いてリラックスしないと一気にラケットを振り抜けないことは理解しているのですが、まだ慣れないフォームでリラックスするのは本当に難しいです。

 以前に教わったサービスの時にも同じことを言われました。その時も足の位置やラケットのテイクバックの仕方、トスの上げる高さなどいろいろフォームを細かく修正していったのですが、ひとつひとつ直すということは気をつけることばかりで、どうしても力が入ります。脱力をすると以前の癖が出てしまいそうだからです。

 今の両手バックハンドも同じでステップもテイクバックも面の向きも全て細かく直していますから、それを考えながら打つとどうしても力が入ってガチガチになります。正しい目指すべきフォームを維持しながら脱力するのはほぼ矛盾した行為だとさえ言えます。

 サービスの時は繰り返し練習をすることで教えられたフォームを体に覚えこませて、考えなくてもそのフォームが新しい「癖」になるようにして、ようやくリラックスして打つという段階に入れました。恐らく両手バックハンドも同じで、とにかく反復練習して体が新しいフォームに馴染めばもっとリラックスすることができると思います。

 結局スポーツの基本は反復練習です。ただ間違ったフォームのまま反復練習してしまうと、「クセがすごいんじゃ」という個性的なスタイルが出来上がってしまうので、初めにできる限り理に適った正しい綺麗なフォームを身につけることが何より上達の近道です。もう40年以上テニスをしてきた段階で今さらそんなことを言っても「後の祭り」状態なので残念なだけですが。



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