幹事クリタのコーカイ日誌2021

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7月22日 ● オリンピック男子テニスドロー。

 東京五輪テニスの男子のドローが決まりましたが、日本勢には厳しいものとなりました。まずリオに続く2大会連続のメダルを目指す錦織圭の初戦は第5シードのルブレフ。過去の対戦成績は錦織の1勝0敗とは言え、それは2018年のこと。今ではすっかり立場が逆転しています。いくら地元とは言え錦織にはかなり荷が重い相手です。仮に勝ち上がれたとしても準々決勝で第1シードのジョコビッチに当たりますからメダルへの道筋はかなり厳しいものになりそうです。

 錦織よりランキングが上にいる西岡良仁は第12シードのハチャノフ。こちらも厳しい相手です。さらにダニエル太郎が第13シードのソネゴ、杉田祐一は第15シードのフォニーニと全員がシード選手と対戦するアンラッキーなドローになってしまいました。せめて同じシード選手でも錦織がソネゴやフォニーニなら何とかなったかもと思いますが、実力のある選手がより強いシード選手と対戦することになってしまったのですから運のないドローだと思います。

 ちなみに優勝争いの大本命はもちろんジョコビッチですが、誰にもチャンスがあるハードコート、しかも猛暑の有明で3セットマッチとなると番狂わせも十分にあり得ます。特に上位シード勢のメドベージェフ、チチパス、ズべレフあたりは3セットマッチならジョコビッチをオーバーパワーできますし、実際にマスターズ1000大会では優勝もしています。この4強の誰が勝ってもおかしくはありません。

 なお男子ダブルスにも錦織はマクラクラン勉と組んで出場します。錦織はダブルスも上手いので意外に期待できるかも知れません。初戦の相手はポルトガルのジョアン・ソウザとペドロ・ソウザのペア。この初戦を突破したら勢いに乗って上位進出を期待したいところです。



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