名古屋市では60〜64歳のワクチン接種は７月１２日からと発表されていました。会社の職域接種とほぼ同じタイミングだったので、だったら家の近くのクリニックの方が良いなと思って、１３日に接種予約券が届いた時にすぐにクリニックにワクチン接種の予約をして、今日の朝にワクチンを打ってきました。ワクチンを打てるクリニックは近所にいくつかありましたが、完全ネット予約制のところを見たら空いている一番早いタイミングで予約することができました。

　ワクチン接種は特に問題なくスムーズ。子どもの頃から注射はそれほど苦手ではないし、頻繁に鍼灸院で鍼を打っているので抵抗はありませんが、筋肉注射というのは記憶にないくらい昔に打って以来でした。注射針が腕の奥までズブっと刺される感覚はなかなか新鮮でした。15分待合室で待機して問題なかったのでそのまま帰宅します。

　副反応はすぐに出てくるわけではなく、じわじわときました。よく言われるように打った左腕が痛くなりました。筋肉痛に例えることが多いようですが、どちらかというと打ち身の感じの痛さ。じっとしていれば大丈夫ですが、腕を動かすと痛いですし、触っても痛いです。最初は大きく動かすと痛いなと思った程度でしたが、時間が経つにつれてちょっと動かしただけでも痛みがあります。左を下にして寝ることは無理です。

　それ以外では特に目立った副反応は接種後14時間経過しても出ていません。強いて言えば少し倦怠感と微熱がありますが、寝ていないと無理というようなレベルではなく普通に生活はできています。すでに感染による獲得免疫があるので、副反応も強く出るかなと懸念していましたが、今のところはそれほどではないので良かったです。もっとも明日になってみないとまだ確かなことは言えませんが。

　ともあれ２回目の接種が終わってしばらくしたら強力な抗体ができてスーパーサイヤ人みたいに無敵になるはずなので、それまでもうしばらくの我慢です。ワクチン接種を怖いと嫌がっている人もいて、それはそれで本人の自由なので仕方ないと思いますが、いずれにしても今回のワクチンで得られた抗体ももって１年。来年の春か夏にはまたワクチンを接種しないとなりません。次回からは今回のように無料ではなく有料となるとますます接種率は下がってしまうでしょう。コロナが「収まった」と本当に言えるのはいつになることやら。