幹事クリタのコーカイ日誌2021

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6月27日 ● 脱力テイクバック。

 今日の山本麻友美プロのレッスン会。久しぶりに両手バックハンドを教わりました。ゲームで使うには精度も威力も相変わらずいまいちなままなのですが、練習している時にはそれなりに打てるようになってきてはいます。当たり損ないも減ってきましたが、苦手なのは腰より上の高い打点。片手バックハンドでは打ちにくい高さだからこそ両手バックハンドで叩きたいのに、それが苦手では両手の意味がありません。

 山本プロに相談したところ、まず指摘されたのはテイクバック。高い打点に合わせて高くテイクバックをするようにということ。頭ではわかっているのですが、うまくテイクバックを合わせられません。次に言われたのは左手の脇が締まっているので窮屈になっているから、もっと脇を開けて打つようにということ。なるほどと思って脇を開けようとするのですが、まだうまく高い打点に合わせられません。

 次に言われたのはテイクバックで力んでいるから、もっと脱力するようにとのこと。確かに高い打点でしっかり打ってやろうとテイクバックから力が入ってしまっています。テニスのテイクバックで脱力するのは基本ですが、やはり慣れない両手バックハンドではどうしても力んでしまいます。脱力できていないから窮屈なテイクバックになるし、そのあとスィングしてもうまく振り抜けていないしインパクトもブレています。

 この脱力に苦労していると、最終的に提案されたのがテイクバックでラケットを立てること。これまでは不慣れな両手バックハンドだからシンプルに後ろにまっすぐ引くだけのテイクバックにしていたのですが、ラケットを立ててテイクバックすることで力まなくなり、脇も開けやすくなるしラケットヘッドのダウンもしやすいということで、これが打ってみたらうまく力が抜けて良い感じでした。

 実はこれまでもラケットを立てたテイクバックにはチャレンジしていたのですが、タイミングを合わせるのが難しくてミスショットが多かったので、シンプルな後ろに引くだけのテイクバックに戻していました。しかし今回はうまくいったのは、両手バックに慣れてきてタイミングを取れるようになってきたことと、スィング軌道が安定してきたからだと思います。

 天才ではないし、呑み込みの早いジュニアでもないので、最初から理想通りのフォームでは打てません。ひとつできたら次のこと、という順序を追って少しずつステップアップしていくことが「還暦チャレンジ」では必要なようです。ようやくスクールの中級クラスくらいの両手バックハンドは打てるようになってきたので、次はスピンです。両手バックハンドで打ちたいショットのナンバー1はトップスピンロブ、ナンバー2はショートクロスですから、スピン量をコントロールできるようにならないと。まだまだ先は長いです。



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