幹事クリタのコーカイ日誌2021

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6月2日 ● 孫が通れば犬が引っ込む。

 時々2歳の孫娘を預かっています。まだ2歳で言葉も喋れない幼児になりたての時期ですから、良く言えば天真爛漫、悪く言えば傍若無人。まあ2歳児なんて大抵そうなんですが、特にうちの孫は父親である長男にそっくりの鈍感さを遺伝的に引き継いだようで、全く物怖じせず泣きもせず、平気で好き勝手暴れ回っています。

 この孫が来ると困惑しているのが3歳の豆柴です。さすがに1歳年上のせいか犬の方が物が分かっていて、常にこの孫に対しては受け身で、ちょっかいを出されても手出しもしませんし、じっと我慢しているのがよくわかります。ただ顔には「またこいつ来たのか、困るな」と書いてあって、ストレスが溜まっているのがわかります。

 今日も元気に孫が暴れ回っていると、犬はそっとその場を離れて廊下の隅などで座って気配を消していたのですが、あまりにもストレスが溜まったのか、襖を自分で開けてリビングの隣の和室に入り込み、そこでこっそりおしっこをしていました。妻が見つけた時には時すでに遅し。滅多にこういうことはしないのですが、よほど面白くなかったのでしょう。かまってもらえない抗議のつもりなのかも知れません。

 ストレスから孫に噛みつくよりはよほどマシな態度ではありますが、どうせするならフローリングの廊下でしてほしかったことは言うまでもありません。まあどうしても犬よりは孫の世話が優先になってしまうのは仕方ないところですが、孫もあと少し成長すれば犬よりは精神的に大人になります。なるはずです。なので、それまでもうちょっと我慢してもらえたらと犬を撫でながら慰めてやっています。



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