幹事クリタのコーカイ日誌2021

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5月14日 ● 照ノ富士か高安か貴景勝か。

 大相撲夏場所は6日目が終わった時点で早くも優勝争いは3人に絞られてきました。全勝の大関照ノ富士、1敗の大関貴景勝、関脇高安の3人です。あとは2敗以下となってしまいました。実力のある力士3人があとはどこまで勝ち星を伸ばしていけるかというところです。

 本命は照ノ富士です。強さは圧倒的でここまで他を寄せつけていません。相撲を見ている限り優勝間違いなしですが、心配なのは爆弾を抱えている膝の具合。これまでも場所の後半になると膝が痛むのか星を落とすことが多くありました。貴景勝、高安と対戦するのも当然場所の終盤になりますから、それまで膝が持つかどうかが鍵を握ることになりそうです。

 対抗は貴景勝よりも高安でしょう。先場所は2差をつけて優勝争いのトップに立ちながらずるずると後半に失速して優勝を逃してしまいました。さぞかし悔しかったでしょうし、照ノ富士に続く大関復帰を目指しているので勝利に対する意欲は高そうです。体調も良くなったのか、ここまで強さを見せています。そして高安は照ノ富士に対して強く、これまでの対戦成績でも圧倒しているのも有利なところです。

 貴景勝も今場所は好調です。御嶽海に敗れた一番も惜しい内容でした。ただ取りこぼしの多い取り口だけに優勝争いのレベルが下がってこないと苦しいかも知れません。照ノ富士、高安とはこれまでほぼ五分の対戦成績なので、取りこぼしがなければ3回目の優勝も見えてくると思います。番付上位の強い力士がしっかり勝ち続けてこそ優勝争いも盛り上がります。このまま3人には勝ち続けてほしいものです。



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