幹事クリタのコーカイ日誌2021

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4月7日 ● ドラもグラも守りは堅いが。

 名古屋の人気プロスポーツチームの中日ドラゴンズと名古屋グランパスエイト。ドラゴンズは中位、グランパスは上位と異なりますが、チームの傾向が今のところそっくりです。点は取れないが取られもしないという完全に守備型のチームになっています。記録で見るとそれが明らかです。

 中日はここまで4勝5敗2分で4位。チーム打率.212は巨人の.216を僅差で下回ってリーグ最下位。本塁打にいたってはここまで11試合でわずか1本です。その上が巨人とDeNAの6本ですから、いかに中日打線に迫力がないかわかろうというもの。これで4位にとどまっていられるのは防御率が2.61と広島に次ぐリーグ2位だから。今日のDeNA戦も4安打で3点取って、10安打打たれながら1点に抑えて勝ちました。

 名古屋はここまで6勝2分。開幕から8試合負けなしで2位と優勝争いに加わっています。ただし得点はここまで9点と20チーム中9位。それに対して失点はわずか1。もちろんリーグトップです。今日の湘南戦でも0-0のスコアレスドローでJ1史上2位タイとなる6試合連続無失点を記録。浦和のもつ7試合連続無失点のJ1記録にあと1試合と迫っています。

 野球でもサッカーでも点の入らない試合ばかりしていると盛り上がらないのが何といっても残念です。地味で玄人受けするツウ好みのチームというのも「ものづくり」の街である名古屋ならではの職人っぽさが表れているとも言えますが、さすがにもう少しだけ得点力が上がらないものかなと思います。かつては「強竜打線」と呼ばれた頃もありましたし、ベンゲル監督時代の華やかな攻撃サッカーも魅力的でした。勝つことが何より大事なのですが、ファンとしてはもう少し欲張りたくなります。



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