幹事クリタのコーカイ日誌2021

[ 前日翌日最新今月 ]

4月6日 ● コロナは続く。

 花見の時期が過ぎ季節はこれから初夏へと向かいます。いつもならゴールデンウィークの計画を考えてウキウキするところです。今年はなかなかカレンダーに恵まれているので30日と6日7日を休めば11連休。それくらい休めればヨーロッパや南米にだってどーんと旅行に行けます。コロナさえ無ければ。

 残念ながら世界的にまだコロナの脅威は続いています。ワクチン接種が進んでいるイギリスあたりでは感染者が減ってきているという報道もありますが、日本では未だにワクチンは全くと言っていいほど足りていないし、PCR検査も相変わらず進んでいません。大阪など早々に緊急事態宣言解除を知事が申し込んでおきながらすぐに感染が拡大して1ヵ月で「まん延防止等重点措置」適用という体たらく。吉村府知事の口先だけのパフォーマンスではコロナは何ともなりません。

 今から振り返れば昨春は今よりずっと感染者数は少なかったのに学校は休校になりプロ野球や大相撲、甲子園大会などのスポーツやライブ、イベントは軒並み中止、我々も屋外のテニスコートすら閉鎖されて使わせてもらえませんでした。変異型が猛威を振るっている今の方が状況としてはヤバイ気もしますが、もはやコロナに怯えているだけでは何もできないとばかりに人々はスポーツやイベントを楽しんでいます。その象徴が今日愛知県を走っていた聖火リレーというわけです。

 この調子ではコロナが収まるなんてことは当分難しいでしょう。日本のワクチン接種が行き渡るのが秋なのか年末なのか来春なのかはわかりませんが、それまでは感染のリスクが高い人は極力閉じこもって過ごすしかありません。僕も60代に突入したので感染は怖いですから、当分は在宅勤務を続けテニスコート以外には必要最低限のところにしか出かけないつもりです。花見や歓送迎会に出かける人たちのような神経の図太さは持ち合わせていません。

 政府の無策無能ぶりに呆れつつも「ウィズ・コロナ」を否応なく迫られている現在の状況下では個々にリスクを考えて行動するしかないと思います。これだけ長引いてきたら全員が家に閉じこもっていることももう無理でしょうし、いくら政府や行政が行動を縛ろうとしても縛り切れるものでもありません。最長であと2年くらいはこんな世の中が続くだろうと考えて、自らどこまでリスクを取るかだと思います。



gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」