幹事クリタのコーカイ日誌2021

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3月21日 ● 両手バックハンドつづき。

 ちょうど1ヵ月前に山本麻友美プロのレッスン会で両手バックハンドを教わった話題を書きました(「両手バックハンドのコツ4つ」)。あれから1ヵ月経って再びまた山本プロに両手バックハンドを教わりました。この1ヵ月間の進歩を見てもらう、ということなら理想的なのですが、残念ながらそれほど熱心に両手バックハンドを練習したわけではありません。むしろ試合で勝つためにはサービスやフォアハンドの方が大事なので、そちらを中心に練習していました。

 だったらなぜ今回も両手バックハンドなんだということですが、これはまだ全然身についていない技術であり、さらにできるようになるとプレーの幅が広がるからです。言わば将来に向けての投資で、目の前の勝利にこだわった話ではありません。だからゆっくり時間をかけて少しずつ教わりながら上達していこうと考えています。

 前回は4つのコツを教わりました。横向きにならない、テイクバックで面を上に向けない、左肘からテイクバックする、打点は前、の4つです。このうち左肘から引くテイクバックがなかなかさまになりません。それができないので面が上を向いてしまってボールも上にいきます。横向きにならないことと打点を前にすることはちょっとできるようになってきました。

 今日試してみたのはデュースサイドから逆クロスのショットです。これは逆クロスの方が前に押し出すようなフォームで打ちやすいからです。順クロスは引っ張らないといけないと思ってつい腕で無理にもっていこうとしてしまいますが、逆クロスならそのまま押し出すように打った方が飛ばしやすいので、より正しい打ち方を身につけやすいと考えたからです。

 実際に動画も撮影してもらって見たのですが、自分が打ちながら感じてるほどは無様でもぎこちなくもありませんでした。意外に動画で見たらちゃんと打てています。これは両手バックハンドが本当に不自由なショットだからでしょう。フォアハンドでみんな悩むのは形が自由過ぎてバラバラになりやすいからです。どう打っても打てなくはないので、それが逆にフォアハンドが壊れやすい原因です。打ち方がわからなくなってしまうのです。

 その点、両手バックハンドは誰が打ったところでフォームにそれほど大きな差は出ません。だから壊れにくく一度マスターしたら手堅い技術です。僕がずっと両手バックハンドを教わっているのも、その安定感が欲しいからです。もちろん高い打点でも打てるとか、テニスエルボーになりにくいという長所もありますが、なによりシンプルに打てる両手バックハンドを覚えておけば、さらに年齢を重ねても楽にテニスができそうだと思っています。もちろん両手バックは片手バックに比べて守備範囲が狭いので、足が遅くなるばかりの60代には使い分けが大切。バックハンド二刀流を目指しています。



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