幹事クリタのコーカイ日誌2021

[ 前日翌日最新今月 ]

3月5日 ● 連弾でぶつかる指と壁。

 これまでピアノの連弾曲をかなり多くやってきました。連弾好きなのは、音楽は人と合わせた方が楽しいと思っているからで、ソロで弾くよりもずっとワクワクします。ピアノは一度に多くの音を鳴らすことができるので、ソロでも多彩な音楽を奏でられますが、それはあくまでも上級者以上の話で、僕のような初級者は連弾が一番手っ取り早く音楽を楽しめると思っています。

 今回練習しているのは「ダンシングクイーン」です。そもそもが華やかで煌びやかな楽曲ですから、音が多い方が雰囲気が出ます。連弾曲としては悪くない選曲だと思っています。それに曲の構成はシンプルで、それほど難易度が高いわけでもありません。6月に発表会が予定されているので、あと3か月で完成させなければなりませんから、急ピッチで練習をしているところです。

 いまもっとも頭を悩ませているのは曲の途中で指がぶつかるということです。これまで弾いてきた曲ではお互いのパートがきちんと分かれていたので、近くなることはあっても同じ高さを弾くことはありませんでした。またレフレールの曲を弾いた時にはお互いの腕を交差させて弾くというアクロバティックなパートはありましたが、実際に弾いている高さは離れていました。

 しかし今回は僕が弾いた直後に同じ高さの音をセコンドが弾くというところがあったりして、指がぶつからないように気を遣いながら弾かなければなりません。ただ自分が弾きやすいように弾くだけではダメなので、セコンドとの呼吸を合わせて避けながら弾くというテクニックが必要です。こういう弾き方は初めてなので、これに気を取られると間違えてしまいます。

 慣れないことをするのは本当に大変で、だからたくさん練習して慣れるしかありません。とは言え、そんなにペア練習ができるわけではないので、なかなかこれは新しい壁にぶつかってしまっているなと感じています。



gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」