幹事クリタのコーカイ日誌2021

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3月6日 ● グリップテープの見直し。

 テニスの細かい話をします。ラケットにはグリップテープを巻きます。使い込んだグリップはボロボロになって手汗で滑るようになるし、クッション性もなくなってきます。なのでグリップテープを巻き替えて使用するというのが通常です。テニスの初心者はその存在を知らない場合もあるので、周りの経験者が教えてあげると良いでしょう。

 で、グリップテープには実は2種類あって、ひとつはオーバーグリップと呼ばれる元のグリップの上から巻くテープで、これが一般的に使われています。価格は200円から400円くらいで耐久性は頻度によりますが1ヵ月程度というところでしょうか。もうひとつはリプレイスメントグリップと呼ばれていて、元のグリップを剥がして巻き替えるものです。価格は1500円くらいで合成樹脂とレザーと2タイプあり、ベテランや上級者は手応えを感じやすいレザーを巻く人もいます。

 僕は10年以上前はオーバーグリップを定期的に巻き替えていました。しかしどうも感触が何となくしっくりこないと感じていて、ある時に思い切って合成樹脂のリプレイスメントグリップを試したところ、これが実に手に合ったのです。握り心地やフィット感が手に吸い付くようですし、面の感覚がわかりやすくボレーの時のラケットの取り回しが楽になりました。それ以来ずっとオーバーグリップを巻かないでリプレイスメントグリップを3ヵ月程度で巻き替えるようにして使っています。恐らく珍しいタイプのプレーヤーだろうと思います。

 ところが最近テニススタイルを試行錯誤しながらいろいろと変えているうちに、このグリップについても変えたくなってきました。そこで試しに10年以上ぶりにオーバーグリップをリプレイスメントグリップの上から巻いてみました。オーバーグリップもいろいろな種類があるのですが、まずは標準的なヨネックスのウェットタイプにしてみました。目的はストロークでの安定感を増すためです。年を取って握力が落ちてきたので、少し太くして握りやすくしたかったのです。

 今日のテニスで試したところそれほど違和感はありません。ただだからと言ってすごく良いという感じでもなく、まあ使えるかなという印象です。ちょっと結論が出なかったので、もう少しオーバーグリップを巻いた状態と巻いていない状態を比べながら結論を出してみたいと思います。



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