幹事クリタのコーカイ日誌2021

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3月3日 ● 関ジャムのJ-POPランキング。

 僕が見ている音楽番組でダントツに好きなのは「関ジャム 完全燃SHOW」です。ジャニーズの番組ながら本格的に音楽に取り組んでいて、幅広いジャンルの音楽をとことん深く掘り下げていくので、音楽を学ぶ上で本当に参考になります。これまでも多くの刺激を受けてきましたし、勉強にもなってきました。

 その関ジャムのゴールデンSPが今日放送されました。テーマは「音楽のプロが選んだ名曲ベスト30」という企画で、アーティストや作詞家、作曲家、音楽プロデューサーら音楽のプロ48人が2000年から2020年までのJ-POPから各自30曲を選び、その順位に応じてポイントを加算して総合ランキングを作るということです。そこで僕なりに上位にきそうな曲を予想しながら見ていました。

 僕の予想1位はKing Gnu「白日」でした。今のJ-POPシーンの中でやはり音楽偏差値が高いというか、構成力と革新性、そしてそれでいながらポップミュージックの真ん中で大ヒットとなったことを高く評価しています。2位は米津玄師「Lemon」、3位は星野源「恋」、4位あいみょん「マリーゴールド」、5位YOASOBI「夜に駆ける」。どれもこの数年の大ヒット曲です。最新こそ最強というか、音楽的なレベルの高さと新しさ、そしてそれがどれだけポップミュージックとして世間に受け入れられたかを評価基準として考えました。

 実際の番組の順位はちょっと僕の予想とは違いました。古い曲が結構多めに入っていて、さらにエッジが効いた曲ばかりではなかったことも意外でした。1位はOfficial髭男dismの「Pretender」。まあ僕が上位に挙げた一連の曲の流れには合致しているのですが、僕の予想ではTOP10に入るかどうかくらいだと思っていました。2位「世界に一つだけの花」、3位「Everything」はもっと意外で、なるほど音楽界だけではなく、広く世の中へ影響を与えたとか、時代を象徴しているかとかも評価の基準になっているのかと納得しました。

 僕の予想した「白日」は5位、「Lemon」17位、「恋」23位、「マリーゴールド」19位、「夜に駆ける」8位でした。全部トップ30には入っていたのですから読みとしては当たっていましたが、時代を象徴するような社会性という視点があればもう少し順位も変わっていたなと思います。もっと2000年代前半の国民的なヒット曲を高くするべきでした。

 「TSUNAMI」が6位、「さくら(独唱)」9位、「恋するフォーチュンクッキー」11位、「瞳をとじて」15位、「らいおんハート」21位、「涙そうそう」27位など、オジサン世代もカラオケで歌うような僕好みの曲もきっちりランクインしていて、逆に自分の予想順位が還暦のジジイのくせに無理したかもと思ったくらいです。

 とは言え、やはり2000年以降のヒット曲というのは我々世代の歌ではないので、そこまで熱く語る気にはなれません。サザンが辛うじて1曲ランクインしているものの、ユーミンもみゆきも入っていないランキングなど我々のものではありません。これが70年代、80年代なら後には引きませんけどね。



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