幹事クリタのコーカイ日誌2021

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2月13日 ● 全豪ベスト16出揃う。

 全豪オープンも男女シングルスのベスト16が出揃いました。男子は若干のシードダウンはあるものの、勝ち上がった面々は順当と言って良いでしょう。ジョコビッチ(1)vsラオニッチ(14)、ラヨビッチ(23)vsズべレフ(6)、ティーム(3)vsディミトロフ(16)、オジェアリアシム(20)vsカラツェフ、ルブレフ(7)vsルード(24)、マクドナルドvsメドベージェフ(4)、チチパス(5)vsベレッティーニ(9)、フォニーニ(16)vsナダル(2)。16人のうち11人がシードを守っています。

 ただ勝ち上がったものの苦戦を強いられた選手もいます。ジョコビッチは3回戦のフリッツ戦をフルセットで振り切りましたが故障をしたということです。まあそうは言っても過去にもそれで勝ち上がっていってしまう選手ですからどうなるかわかりませんが、決して万全ではないことは確かでしょう。ティームもキリオス相手に2セットダウンからの逆転勝ち。チチパス、メドベージェフもフルセットを経験しました。実力が拮抗していて絶対的な本命がいないように思えます。

 女子はバーティ(1)vsロジャーズ、メルテンス(18)vsムチョバ(25)、ベキッチ(28)vsプレイディ(22)、ペグラvsスピトリーナ(5)、ジェイスーウェイvsボンドルソバ(19)、ムグルッサ(14)vs大坂(3)、サバレンカ(7)vsセレナ(10)、シフィオンテク(15)vsハレプ(2)。トップハーフはシードダウンだらけで、順当に勝ち上がったのはバーティとスピトリーナだけ。逆に大坂のいるボトムハーフはきちんと強い選手がほぼ上がってきています。

 そのボトムハーフは面白い組み合わせになりました。若手対ベテランの好試合が3試合並びました。24個目のタイトルを狙うセレナにとってはこのドローはかなりしんどいことでしょう。スタミナが弱点なだけに強敵との激戦が続くと体力を相当削られるだろうと思います。大坂はここまでかなり順調で調子が良さそうなので、優勝候補の筆頭ではないかと見ています。楽しみです。



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