幹事クリタのコーカイ日誌2021

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2月9日 ● 全豪オープンテニス2021。

 全豪オープンテニスが開幕しています。コロナの影響で例年より少し開催時期を遅らせてますが、前哨戦ができなかったり、選手の多くが2週間ホテルの部屋から出られなくて練習できなかったりと、異例の大会になっています。それでも観客を入れて開催できているだけでもまだマシです。開催にこぎつけるために相当関係者は苦労したと思いますし、もちろんまだこれから選手に陽性者が出たらどうなるか不透明な部分もあります。

 こんな状況ですが、まだ1回戦ですから有力選手たちはほぼ順当に勝ち上がっています。男子の大本命はやはり全豪に強いジョコビッチです。9回目の優勝を目指すジョコビッチを追う対抗はティームでしょう。昨年全米を制して次の王者へもっとも近い存在となりました。ナダルも有力ですがクレーコートほど相性が良いわけではありません。そして上位シードに定着してきた若手のメドベージェフ、チチパス、ズべレフ、ルブレフ、ベレッティーニ、シャポバロフといったあたりの誰がベスト4あたりまで勝ち上がってくるかも楽しみです。

 女子は新旧女王対決です。グランドスラムタイトルを最近獲得した若手のバーティ、大坂、ケニン、アンドレスク、シフィオンテクらに対し、かつてのタイトルホルダーであるセレナ、ハレプ、クビトバらベテラン勢が壁となって戦いを繰り広げそうです。大坂は順当にいけば準々決勝でアンドレスクとクビトバの勝者、準決勝でハレプかセレナかシフィオンテクかサバレンカか、決勝でケニンかバーティということで、なかなか混沌としたドローの中に入りました。

 日本勢は男子は錦織を筆頭に西岡、ダニエル、内山、杉田と揃って初戦敗退と残念な結果になりました。5人も本選に出ていることを喜ぶべきかも知れませんが、錦織以外はトップ16のシード選手に当たったわけではないのですから、やはり最低1勝はしてほしいところです。女子は日比と土居は負けましたが、大坂と日比野は初戦を突破しました。大坂はもちろんですが、日比野はドローにも恵まれたので2週目まで残れるように頑張ってほしいです。


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