幹事クリタのコーカイ日誌2021

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1月25日 ● 松潤の家康。

 まだ「麒麟がくる」が最終話を迎えていないにも関わらず、次の次の次の2023年の大河ドラマ「どうする家康」が主演・松本潤、脚本・古沢良太だと発表されました。さすがに次の次の次というのは気が早すぎる感じがします。嵐が昨年活動中止をしたので、早めに話題を提供しておこうという肚なのでしょうか。次の「青天を衝け」が間もなく始まるのですから、もう少しだけ発表を待って麒麟が終わってからでも良かったのではないかとは思います。

 今が戦国で次が幕末明治、その次が源平とくれば、その後は戦国というのは予想通りでしたが、まさか家康が主人公とは驚きました。ここのところ戦国時代を舞台にしてもかなりマイナーというか、変化球の主人公が多く、現在からずっと遡ってみても明智光秀、井伊直虎、真田信繁、黒田官兵衛、江、直江兼続、山本勘助、山内一豊&千代でした。この中では今の光秀がもっともメジャーですが従来はヒールキャラですし、家康という「どストレート」は逆に新鮮かも知れません。2000年の「葵 徳川三代」以来です。

 また最近ちょっとジャニーズ離れしていた大河でしたが、2014年「黒田官兵衛」の岡田准一以来のジャニーズ主演となります。松潤が主演となれば、他のキャストにもジャニーズが何人も登場してくることは間違いありませんし、嵐のメンバーもゲスト出演しそうですから、やはり若年層を取り込みたいというところでしょう。

 そして脚本が古沢良太。数々のヒットドラマの脚本を書いてきていますが、大河は初めて。「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」など、どちらかと言えば軽みがあって笑いも取れる脚本家なので個人的には好きですが、重厚さを好む人が多い大河ファンにとってどう受け取られることでしょうか。個人的には軽いのが好みとは言え、ジャニーズ主演ということもあり「おこちゃま」大河にならないようには願っています。


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