幹事クリタのコーカイ日誌2021

[ 前日翌日最新今月 ]

1月12日 ● 3秒聴けば誰でもわかる名曲ベスト100。

 テレビ東京の音楽特番「3秒聴けば誰でもわかる名曲ベスト100」が昨日オンエアされました。以前は春夏の改編期の特番でしたが、去年の夏、そして今年は冬と放送時期と枠が変わりましたが、徳光和夫とDAIGOの司会とパネラーのテリー伊藤は変わっていません。昨日のゲストパネラーは前川清、市川紗椰、鬼龍院翔でしたが、そもそも誰がパネラーでも大した問題ではありません。この番組の良いところは70〜90年代の昔の映像をノンストップで流してくれるところですから、何だったら司会もパネラーも要らないくらいです。

 民放各局の大型音楽特番と言えば、大勢のアーティストが集まって新曲やら昔のヒット曲やらカバー曲やらコラボ曲やらと歌いまくるわけですが、正直どこの局でも同じようなものです。FNS歌謡祭なのかベストアーティストなのかMステスーパーライブなのかCDTVスペシャルなのか区別がつきません。そんな中、さすがテレビ東京。「3秒聴けば〜」はテレビ東京の映像ライブラリーから昔の歌唱映像を引っ張り出してきて編集するだけです。これほどコスパの良い番組はありません。

 しかも昔からの音楽ファンとしては、当時の映像が一番見ていて楽しいし嬉しいのです。50代60代になったご本人が歌うよりも、10代20代の全盛期の映像を見たいですし、もちろんカバーとか言って二流歌手に歌われるのは我慢なりません。衰えた本人と若手のアイドルがコラボするのも同様に全然嬉しくありません。その点「3秒聴けば〜」は3時間余で100曲紹介するので、おいしいところだけをつまんでどんどん見せてくれます。余計な企画も少ないし最高です。

 ただ回を重ねてきているのでテレ東の手持ち映像にも限りがあり、どうしても「ヤンヤン歌うスタジオ」と「演歌の花道」に出典が偏るのが惜しいところです。昔から音楽番組が充実しているフジテレビやTBSならたっぷり映像を持ってるでしょうに、テレ東の限界に悲哀を感じます。


gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」