幹事クリタのコーカイ日誌2021

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1月13日 ● 代車のキーの電池切れ。

 昔のクルマにはスマートキーなんてなかったのでドアを開ける時もエンジンをかける時も鍵穴にキーを差し込んで回せば良かったのですが、今のクルマのスマートキーは便利な反面、キーの電池切れになると対処が大変です。一昨年にベンツのキーの電池が切れた時も慌てましたが、まだ自分のクルマなら何とかなります。今日はいま車検に出しているBMWの代車のゴルフのキーの電池切れでした。まさか代車、しかもレンタカーでそんなことが起きようとは思いもよりませんでした。

 しかも時間はテニス終わりの夜8時44分。9時にはテニス場が閉門されるというタイミングです。駐車場は屋外ですから真っ暗。電池切れだということはわかっても、取れる手立てが限られています。まず鍵穴を探します。暗い中でスマホの灯りで探しても、代車のゴルフの鍵穴なんてどこにあるかわかりません。少なくとも運転席側のドアノブ周りには穴は開いていません。

 電池切れなら電池交換なのですが、まずボタン電池を持っていないし、乾電池と違ってそのあたりですぐに手に入るかどうかもわかりません。JAFを呼びたくても、あと15分ほどで閉場してしまうので、今から呼んでも多分間に合いません。コートの係員には「クルマを置いて帰ってもらうことになりますね」と言われてしまいました。絶体絶命。クルマなしでは歩くかタクシー。歩いても家まで30分くらいの距離なのが唯一の救いです。

 ただここで救世主が現れました。一緒にテニスをしていた人が「わたし、つい先日キーの電池交換したからわかりますよ」というのです。しかも電池の交換時に使ったヘアピンなども持っているそうで、すぐに中を確認してボタン電池の種類を確かめて近くのコンビニに買いに行ってくれました。コンビニにはたしてその電池があるかどうか危惧したのですが、幸いなことに置いてあったので、さっさと交換をしてくれて無事にクルマのドアが開きました。この時すでに8時57分。危ういタイミングでしたが何とか駐車場を脱出できました。

 電池を買いに行ってくれている間にこちらはディーラーの店長の携帯に電話してゴルフの鍵穴を教えろと言ったのですが、電話の説明だけではさっぱり要領を得ませんでした。後でネットで検索したら出てきました。こちら→「キーの電池大丈夫ですか?(フォルクスワーゲン尼崎スタッフブログ)こんな風に隠してあっては電話だけの説明で真っ暗な中で探してもわからないわけです。要領を得なかったのも仕方ありません。もし昼間なら、そしてもう少し時間があれば検索して自分で鍵穴を見つけることができたかもとは思いますが。

 代車のキーの電池切れということ自体がかなり珍しい不運でしょうし、それがまた夜で時間のないタイミングというのも不運の2乗でしたが、その時にたまたま電池交換をしたばかりのできる人が一緒にいたというのは相当の幸運でした。アンラッキーとラッキーのどちらが強かったのかわかりませんが、結果的には無事に家に帰れたのでラッキーだったと考えることにします。車検代はちょっと値引きしてもらおうと思います。


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