幹事クリタのコーカイ日誌2020

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12月12日 ● 福留中日に復帰。

 巨人が梶谷と井納のDeNAコンビをダブル獲得し、内川はヤクルトに。貧打の中日としては梶谷や内川が入れば少しはマシな打線になったと思いますが、獲得に努力した痕跡もなく、あっさりと白旗を上げたように見えました。来季も安い外国人と現有戦力の底上げで上位を目指すというあたりがフロントの考えなのでしょう。優勝は「できればいいな」くらいの感じです。まあ活躍した選手に対しても契約更改で揉めまくっているくらいシブチンですから仕方ありません。

 そんな中、阪神を退団した福留孝介を獲得しました。福留はもう戦力としてはあまり役に立つとは思えません。せいぜい左の代打として使ってみるかという程度でしょうが、中日にとってはかつての功労者だけに寂しく引退させるのも可哀想なので、中日で引退への花道を用意してやろうという気持ちでしょう。松坂の時のようにグッズ販売でもある程度は稼げそうですし、福留にとっても他の球団で引退するよりは中日で引退する方がメリットも大きいでしょう。引退したらすぐに名古屋で解説者としての道も開けます。

 また将来的にはコーチなど指導者としての期待もあります。特に立浪が監督になった折にはPL学園の先輩後輩ラインで打撃コーチに就任する可能性も考えられます。もしかしたらすでにフロントは立浪監督への路線を想定して、そのための福留獲得だったのかも知れません。来季はまず現役ながら根尾の指導あたりから始めるのかも。ショートでは京田の壁をなかなか越えられそうにない根尾にとっても、左バッターで外野手の福留なら良い手本になりそうです。

 あとは石川の面倒を見られる右の強打者の指導者が必要です。中村紀洋あたりを呼んできてはいかがでしょう?和田一浩でも良いですが、さすがに山崎武司はあまり指導者に向いていない感じがします。


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