幹事クリタのコーカイ日誌2020

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12月9日 ● 初めてのふるさと納税。

 2008年から始まった「ふるさと納税」ですが、当初は適用者3万3千人、寄付金額72億円超とじわりとスタートしたものの、年々寄付金額が膨れ上がり続け、2018年には395万人、5127億円にまで達しています。10年余りでこの成長ぶりは近来にない大ヒット企画でしょう。各自治体の返礼品の過熱ぶりが問題になって、国の規制が入ったりしましたが、それでも寄付金額は増え続けています。

 僕自身はこれまでふるさと納税にはあまり興味がありませんでした。返礼品目当てという批判も目にするし、そもそも返礼品に自分が欲しいものがあまりないということ、もっと言えば基本的に面倒くさがりなので手続き自体が億劫だったということもあります。ただこれだけ広がってきて周りにも「やってるよ」という人が多くなってくると、じゃあ試しにひとつやってみるかという気にもなってきます。まあ在宅勤務で時間に余裕があるからということもありますけど。

 最近ではふるさと納税サイトがたくさんあって、お手軽さとサービスを競っているようです。テレビCMでよく見かけるサイトを見てみたら懇切丁寧に説明がしてあったので、試しに鳴門市、日南市、明和町に寄付をしてみました。それぞれ行ったことがあったり親戚が住んでいたりと多少の縁はあるところを選んでみました。手続きは本当に簡単で、これで牛肉やらうなぎやらが届くなら、そりゃみんなやるよなぁと感心しました。

 と言っても、実際には届いたあとに確定申告をする必要があります。寄付金控除の還付申告をするわけで、僕はこれまでに住宅ローンや医療費の還付申告を何回もしているのでそれほど抵抗はありませんが、確定申告に無縁で過ごしてきたサラリーマンには煩わしいことでしょう。もっとも2015年から「ワンストップ特例制度」というものが創設されたので、それを使えば確定申告は不要になりますからよりお手軽です。

 僕もこれを使うということにしたのですが、1月10日までに申請書を当該自治体に必着で郵送しなければならないので、1か月前の今のタイミングだとギリギリになる可能性があるようです。自分で申請書をダウンロードして自治体に送ることもできますし、まあ間に合わなければ確定申告すれば良いのですが、ワンストップ特例制度を使いたいなら11月中に手続きをしておいた方が安心だということもわかりました。

 今年はお試しだったので、限度額の半分くらいしか使っていないですが、もし家族に好評だったら、来年はもう少し早めからやってみようかと考えています。春夏秋冬それぞれ季節の返礼品もあるようなので、季節ごとに楽しめるのも嬉しいです。


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