中日が今日のDeNA戦で勝利して今シーズンの勝率５割以上を確定させました。まだＡクラスは確定ではありませんが現状なら３位以内は濃厚、そして２位阪神とのゲーム差も0.5と僅差ですから、何とか残り３試合を全勝して２位になってほしいところです。

　シーズン終盤に入って絶好調で勝ちまくっていたと思ったら、守護神マルティネスと４番ビシエドが相次いで故障で戦線を離脱してしまいました。そこから何と６連敗。打てない守れないで、せっかく２位を固めていたのに、このままずるずると定位置のＢクラスに落ちていくのかと思っていました。Ａクラス争いをしているDeNAとの直接対決で何とか連勝できたので、これでようやく悪い流れを断ち切れたようです。

　ただ来シーズンに向けて考えると、やはり選手層の薄さが気になります。レギュラー野手陣は長打力に劣ること以外は他球団にひけをとりませんが、控えにレギュラーを脅かすような存在が少なく、故障者のリカバリーもできないし、チーム内の競争もあまりありません。またリリーフ陣が盤石だったのが今シーズ浮上できた大きな要因ですが、それもマルティネスが欠けただけで、ここまでガタガタになるようでは心配です。

　選手の実力の底上げももちろん大事ですが、やはり外部から補強するのが一番手っ取り早いし確実でしょう。どちらかと言えば巨人や阪神流なので抵抗感はありますが、打線の軸になるような選手が欲しいです。狙い目はなんといってもソフトバンクを退団する内川でしょう。根尾や石川の良いお手本にもなりそうですし、何とか獲得できなかなと願っています。