幹事クリタのコーカイ日誌2020

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9月23日 ● 混戦が続く大相撲。

 両横綱が初日から不在な上に上位陣も序盤で取りこぼしを続けて大混戦になった大相撲九月場所。11日目が終わってようやく優勝争いも少し絞られてきました。2敗でリードしているのが貴景勝、正代、若隆景、翔猿。3敗が朝乃山、照ノ富士、阿武咲 。大関関脇を軸に残り4日間で誰が生き残るのか面白くなってきました。

 実力的には朝乃山が一歩抜けていると思います。初日から3連敗を喫してしまいましたが、その後は8連勝で優勝争いに加わってきました。1差ですが本命だと思います。もうひとりの大関貴景勝はトップを走っていますが体調が心配です。まだ怪我が万全ではなさそうなだけに、残す上位陣との直接対決は苦しいかも知れません。

 安定感があるのは正代。今場所2桁残せば来場所は大関昇進をかけた場所になります。初優勝も十分に狙えるだけに、変に硬くなってしまうのではないかという懸念もありますが、朝乃山に次ぐ優勝候補でしょう。穴は先場所優勝した照ノ富士です。3敗ですが上位との対決を終えているだけに、直接対決で優勝争いのラインが下がってくれば十分チャンスはあります。

 今後の優勝争いのカギを握りそうなのが4敗の御嶽海。優勝ラインが4敗まで下がる可能性も少ないとは言えゼロではありませんから、実力者の御嶽海が次々と上位を倒していけば本人も優勝の目が出てきます。そして今場所ブレイク中の新入幕の翔猿。今日は阿武咲との2敗対決を制して106年ぶりとなる新入幕優勝へ近づいています。 千秋楽最後に笑うのは誰か、週末が楽しみです。


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