幹事クリタのコーカイ日誌2020

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8月1日 ● 混戦の7月場所。

 大相撲7月場所はいよいよ大詰め。途中までは白鵬の優勝間違いなしかと思ったら、いきなり白鵬が連敗して休場してしまい、一気に混戦になりました。14日目を終わってトップは2敗の幕尻の元大関照ノ富士。1差で追うのは新大関朝乃山と東西の関脇正代、御嶽海。番付上位の3人に注目の元大関が加わる面白い展開です。

 そして千秋楽は朝乃山と正代、御嶽海と照ノ富士が激突します。照ノ富士が勝てばすんなり照ノ富士の優勝。しかし御嶽海が勝てば、朝乃山と正代の勝者を加えた3人による優勝決定戦となります。もちろんファンとしては久しぶりの巴戦が見たいところでしょう。

 照ノ富士が優勝したらまさに「劇的」という言葉これほど相応しい優勝もなかなかないでしょう。大関が怪我と病気で序二段まで落ちてからまた幕内に這い上がってきて、その復帰の場所で幕尻から優勝するなんてまさにマンガの世界の話です。照ノ富士は今日正代に負けてしまいましたが、その直後に兄弟子の照強が2敗で並ぶ朝乃山を足取りの奇襲で倒しました。こんなサブストーリーもまた盛り上げてくれています。

 朝乃山が新大関で優勝となれば白鵬以来の快挙。正代の優勝なら初優勝で来場所は大関挑戦となりそうです。そして御嶽海が優勝すれば初めて関脇以下で3回の優勝をした力士となります。4人の誰が優勝してもドラマがあります。照ノ富士に期待したいところですが、ここにきて連敗してしまいましたし、大関の頃からここ一番に弱いイメージがありますから、御嶽海が勝ってそのまま巴戦も制して優勝するのではないかと予想しておきます。


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