幹事クリタのコーカイ日誌2020

[ 前日翌日最新今月 ]

7月30日 ● お盆はステイホーム。

 コロナの感染拡大はとどまるところを知らない勢いです。ついに岩手県でも感染者が出てしまったように、全国津々浦々にコロナは広まっています。一度は落ち着いたかに見えましたが、無症状の感染者が新宿からじわじわと感染を広げ、東京から首都圏、そして東京との往来が多い全国の大都市、そしてそこから地方へと予想通りの展開を見せています。しかも「GOTO」キャンペーンが始まったばかりですから、さらに今後しばらくは感染者数は増える一方だと思います。

 本来ならば歌舞伎町をあの時点で封鎖しておけば良かったのですが、もはや完全に手遅れ。今頃になって小池知事や吉村知事が飲食店やカラオケボックスに短縮営業要請とか言い出していますが、何を今さらだと思います。それに4月5月の頃なら飲食店も自粛できたでしょうが、もうこれからは無理でしょう。そんなことをしたら確実に潰れていってしまいます。

 また店だけではなく客になる国民も自粛はこりごりという意識が強くありそうです。それは単に自粛することに飽きたというだけではなく、経済を回さないと本当にヤバイんじゃないかという思いが高まってきているからです。4月5月は感染することの方が怖かったし、まだ一部の自営業者やフリーランスが死活問題と言っていても多くのサラリーマンは実感が乏しかったことでしょう。しかし今や各企業の赤字決算が続き、ボーナスカットが現実問題となってきて、誰もが底なしの不況になることを恐れ始めました。

 感染してもほとんどの若者は無症状や軽症で済むというのもわかってきていますから、お盆に入るまでは相変わらず街中には若者を中心に多くの人が出歩いている状況に変わりはないと思います。チャンスがあるとしたらお盆期間です。企業も都心の飲食店も休業するところが多いですから、必然的に人出が減ります。猛暑の時期なので外を出歩く人も少なくなりステイホームしやすい環境です。あとは旅行や帰省をする人がどれだけいるかです。GOTOがどうなるか次第かも。

 そしてお盆休みが終わったら、またどっと人が出てきて感染が広がるんでしょう。そうなるとわかっていても政府は無策を続けそうですから。対策を立てないとどうなるかの実験なんでしょうか。すでにスウェーデンでは失敗に終わっているのですから改めて日本で実験する必要もないのですが。


gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」